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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【日常】カフェ:蔵6330とセレンディピティ(思わぬ発見)

今日は、午後からロング散歩に。地元・本八幡を出発して、てくてくと東へ。武蔵野線東武アーバンパークライン(旧・東武野田線)を越えて2時間弱歩き、お隣・船橋市の夏見台まで来たあたりで帰ろうかと思ったものの、そこからさらに東の、東葉高速線沿線は行ったことがなかったので、未踏の地を探索すべく歩き続けました。

ところが夏見台の東には、畑と雑木林が広がるばかり。道端に不法投棄された冷蔵庫を横目に、こりゃあ何も無いかなと思うも、携帯でGoogle Mapを確認すると、カフェがあるとの表示が。いやどうせたいしたカフェじゃないだろ、でも一応冷やかしにでも行ってみるかと向かったところ、たいそう立派な建物(実は牛乳工場)と、それに連なる山小屋風の建物が見えるじゃありませんか。まさかあれがそのカフェじゃないよなと思いきや、まさにそれがGoogle Mapが教えてくれたカフェ「蔵6330」でした。

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入ってみると、おしゃれな店内はお客さんでいっぱい。どうやら地元の人気店だったようで、1階・2階・テラス席も満杯でした。目玉商品の牛乳を使っているであろうジェラート目当てのお客さんも多かったのですが、「今ならちょうどお席をご用意できます」とのこと。ちょっと暗い(でも僕好みの)1階席に通され、「男のコーヒー牛乳ホット」とチーズケーキを頼み、小一時間のんびりしてきました。味もお店の雰囲気も良く、ああこの店が近所にあったら毎週通うのになあ……と思ったり。まさかお隣の船橋に、しかも(言っちゃなんですが)こんな寂しい地域に、こんな素敵カフェがあるとは……。

ここに来るまでの荒れ果てた道を思い返し、「そうか、道が険しいからといって、その先に素晴らしいものが無いとは限らないのだな……人生も同じかもしれないな……」などとコーヒー牛乳飲みつつ、感慨に耽りました。帰り際、お店の方からも「お客様、ちょうど良かったですよ。今日はとても混んでいて、1時間半待ちの方もいらっしゃいましたから」と言われたので、まさにセレンディピティ(思わぬ発見)でしたね。あちこち歩き回ったけれど、そういうタイミングに入店できたってことは、すべてのプロセスは正しかったのでしょう。正しい時に、正しい場所にいる感覚。

ただ、次に来る時には、もうちょっと効率良く行けるルートを探さないと。基本、車で行くお店なんですよね。一番近いであろう東葉高速線・飯山満(はさま)の駅からでも、かなり距離があるし、そもそも東葉高速線は運賃が高く、飯山満~西船橋の2区間だけでも運賃360円もしますからねえ。次回は、JR船橋駅北口からのバス(船53)に乗り、お店近くの高根小学校前(運賃258円)で降りて行こうかな……

蔵6330