昨夜の夢。僕は、のろのろと進む自動車の後について、暗いトンネルの中を歩いていた。すると後方に、大きな虎が現れた。僕が『おいでー』と声をかけると、その虎はゆっくり近づき、僕を追い越して先へ進んでいった。
すると目の前に、森に囲まれた沼が見えてきた。どうやらその沼は、聖なる場所らしく、沢山の人が水浴びをしていたが、いかにも観光客っぽい人も多く、僕は入る気にはなれなかった。そしていつの間にか、僕の手には大きなカタツムリが何匹もいた。僕はその一匹を口に運び、歯で噛み切った。カタツムリは、茹でたコンニャクみたいな感触だった。
するとマッサージ師のような女性が現れ『はい、お疲れさまでした』と言う。どうやら僕は、今までマッサージかヒーリングを受けていて、それが終わったらしい。僕が『もう終わったのか、早かったなあ』とつぶやくと、女性は『こっちの方が良かったんじゃないですか?』と言う。こっちってどっちだよ?と思ううち目が覚めた。00:05。
夢の中の「トンネル」は、新たな現実へ続く通路。「自動車」は、現実生活の自分。「虎」は、能力、または猛烈な独立心。「沼」は、変わりやすい感情基盤。「カタツムリ」は、成長や学びが遅いこと。殻を破れと。「マッサージ」は癒し。
まとめて解釈してみると、虎のように猛烈な独立心と共に新たな現実に向かっていく、変わりやすい感情の沼には入らない、殻を破って急速に成長する、癒やしの時間は終わり……という感じですかね。よく、嫌な状況を脱することを「トンネルを脱ける」と言いますが、もしかすると実際に今、トンネルを脱けているのかもしれません。最近、仕事の回り方が良くなってきたのも、そういうことかな……と。