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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【夢日記】罪悪感からの死

winter depression

昨夜は、知り合いの誰かが死ぬ夢を見た。その人は長い間、病に臥せっていたが、治療も受けず、いつの間にか死んでいたという設定だった。治療も拒んだということで、ほとんど自殺に等しい死だったようだ。うちの母親は「このことはまだみんな知らないわ。どうやって言おうかしら」と狼狽している。僕は「だったら俺がみんなに言うよ」と告げ、遺族に、その人が亡くなったことを知らせた。遺族は悲しんでいたが、僕が「あの人は罪悪感を抱えていました。最後は後悔しながら死にましたよ」と言うと、遺族はなんだか納得していた。しかしうちの母親は僕に「あんたがちゃんと看病しなかったからじゃないの」と責めてくる。僕は、いや俺のせいじゃないと言いつつ、葬儀場に入って焼香を済ませたが、悲しい気持ちはまったく感じず……01:10に目が覚めた。なんだか、どっしりと重い夢で、そこからしばらく眠れなくなってしまった。

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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夢の中の「自殺」は、まさに自分を殺すことを意味し、諦めたり問題に取り組まないことを表しています。「葬式」は、古いものを消すことだそうで。

まあ、そういったマニュアル的解釈はともかく、夢から覚めた時「ああ、この夢ってあの人のことだな」と心当たりがあったのです。多分、その人は心を病んでいるし、治療も拒んでいる。自分の問題にも向き合っていないし、もしかすると本当に自殺に至るかもしれない、と前々から思っています。そして恐らくその人が亡くなっても、多分僕は「ああやっぱりか」と思うだけで、特段悲しくはならず、ただ粛々と事後処理を済ませるのだろうな……と予感しています。

ヒューマンデザインで見ると、僕の中には「腐った人間はもう元に戻らないことを認めて放置する」「たとえショックなことがあっても、パニックに陥る人々から分離して一人だけ生き残るが、その冷静さによって非難される場合もある」という個性があります。昨夜の夢は、その2つの個性が具現化したようにも感じましたね。