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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【日常】3年前に終わっていた

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3年前、ある人が『あの組織も、もう終わったね』というようなことを言っていた。その当時は、なるほどそうかもな……と受け止めていたけれど、今朝、急にその言葉を思い出し『ああ、たしかにあの組織は3年前に死んだんだな』と感じた。

あの組織は、2014年の夏に死んだのだ。それを死なせたのは、他でもない組織の長で、自分で自分の首を絞めたようなものだ。大見得を切って「改革」と云う名の「改悪」を行い、みんなの制止も無視してそれを断行した。無論、その行動にも理由があるのだが、決して健康的な理由ではない。当然、人々は離れていき、組織の長が思うように新しい人は集まっていない。しかし組織の長は、その失敗を認めるでもなく、責任を取るでもなく、なにごとも無かったかのように、しれーっと、変えたはずの路線を元に戻したり、また新しい「改革」の声を上げたりしている。いや、無理だよなあと思う。もうその組織は3年前に死んだのだから、今さらムチを入れても動くはずもない。

もう徐々にみんな、組織を頼りにせず、個人個人で動いたり、気の合った個人同士で繋がり始めていると思う。それはそれで良いことだし、むしろ個人の自立を促すために、天のはからいで、組織が腐敗させられたのかもしれないなあ……などと思うと、組織が死んだのもまったく不快ではないし、いっそ焼け野原にした方が、次の新しいものをゼロから始められるんじゃないかな……と、自分も3年前に書いたのを思い出した。3年前に予測した山火事が、いよいよ山そのものを焼き尽くしてきたのかもしれない……