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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】訂正の悦びには、中毒性がある

Saturn

本日1月23日06:27に、土星「生きる悦び」という位置に入りました。土星は、木星のルールに従わない者を裁く星と言われますが、その木星は今「自分なりに考えて現状を打破する」という位置にあります。つまり自分なりに考えもせず、現状に甘んじていると、生きる悦びという面で罰せられる時期に入ったわけです。この木星土星の関係性は、今年の5月5日まで続きます。昨日はヒューマンデザイン的な元旦(Rave New Year)でしたが、早速、新しい年のテーマが浮上してきましたね。

その「生きる悦び」とは『社会の間違った部分や腐っていた部分が訂正された!』という悦びです。この個性を持っている人たちは、社会の間違いにも敏感に気づきますし、その間違いを訂正しようというエネルギーにも満ちています。

ただ厄介なのは、その悦びに中毒性があることです。本来は訂正が目的だったはずなのに、その悦びを感じたいがために、訂正するものを探し回ってしまう場合があるのです。そうなると、あまり問題が無いことに対しても、妙な屁理屈をこねくりだす悪い意味でのクレーマーや、妙な社会正義を振りかざす人にもなります。そしてその訂正を拒否されると、悦びが得られずに苦味を味わい、悦びが得られるまで執拗に訂正を繰り返してしまうのです。

また、この訂正力は、社会に向けるべき個性ですが、それを個人に向けてしまうと、さらにうまくいきません。たとえば、親が子供を訂正しようとして、過干渉な「毒親」になってしまうような場合です。親は『こんなこと言うのも、あなたのためなのよ』とか何とか言って子供を訂正しますが、実際には自分の悦びのためなのです。しかし子供は、まだ他人からの干渉に無防備ですから、大概、親からの訂正を受け入れてしまう。すると親は、訂正の悦びを感じてしまい、その悦び欲しさに訂正を繰り返していく。そして子供に訂正を拒絶されると『どうして親の言うことがきけないの!』と怒る。しかしその根底にあるのは『どうして私に訂正の悦びを与えてくれないの!』という中毒性の渇望感だったりするのです。

この個性は、社会を是正する大切な力ですが、ヒューマンデザインの創始者ラーにも『私は、この個性を持っていないことがとても嬉しい』とか『誰もが、この個性をクソッタレかビッチだと思っている』と言われるほど、厄介な現れ方をするので、注意が必要です。もしかすると今日から5月5日までは、現状に甘んじている毒親や、クレーマーや、妙な社会正義を振りかざす人たちが裁かれる時期なのかもしれません……

 

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