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作家 ヒューマンデザイン・プロフェッショナル・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】古い共同体の終わりによくある光景

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今日は、ぶらり千葉方面へ散歩に。久しぶりに、むさしの森珈琲さんに立ち寄り、パンケーキ休憩です。花粉症のため、コーヒーは控えてスムージーで。

そんなカフェタイムを満喫しつつ携帯でTwitterを眺めていると、噂のNGT48運営の会見があり、それと同時並行で山口真帆さんが反論ツイートをする場面に出くわしました。真相は分からないとは言え、今時、メンバー個人個人が自分の声を発信する手段がある時代に、運営側の勝手な声明に対して、山口さんが黙っているとでも思ったのでしょうか。反論を知った後の、運営側のしどろもどろな会見を見るに、反論があることすら予測できていなかったのはバレバレで、そういう意味でもアホだなあと。もう個人を犠牲にして、組織に尽くす「ことなかれ主義」の時代は終わりなんですよ。

今年の1月に、ヒューマンデザイン的なこの一年のテーマとして「暗黒のリーダーシップ」「それを解決する救世主、あるいは勝利に固執する将軍」「混沌とした状況が拡大し、消耗戦に突入する」「火山の噴火的な突然変異エネルギー」と書きましたが、まさにこのNGT問題は、それを全部含んでいるように思えます。『みんなのために、自分のことはガマンしろ』という古い共同体(運営側)と、『他の人のことなんか気にしていたら生き残れない。生き残るために、私は私を優先する』という個人性(山口さん)の戦いにも見えますね。恐らく今年は、こういった形の戦いが、あちこちで勃発するでしょう。

eddy minimum collapse

まあ、いくら古い共同体が「ことなかれ」的に組織を維持しようとしても、2027年以降の大変化に向けて、古い共同体はどんどん潰れていくと思われます。では、どういった共同体が潰れていくかと言えば、神話的アーキタイプ(原型)として、古くから語られる国家の滅亡の物語が参考になるのではないでしょうか。たとえば……

・トップ(国王、部族の長)が独裁的、独占的、自己陶酔的(ナルシシスト)、かつ無能。

・無能な人間ほど、出来もしないくせに、何でもやりたがる。自己陶酔型なので、自分が正しいと思い込んでいる。しかし「無能な働き者=間違ったことをやり続ける人間」ほど害になる人間はいない。

・そのトップが、自分の気に入る者を取り立て、気に入らない者を追放する。

・あるいは、良くない手段で手柄を立てた者を取り立てる(間違った成果主義)。

・あるいはトップが、自分より有能な人間が成果を発揮しないよう、無駄な法律で相手の行動を束縛する(その束縛によって共同体全体が衰退する)。

・正しい人たちの意見は握り潰され、黙殺され、彼らは閑職に回される(さらに衰退)。

・たとえトップの行動によって、共同体全体が衰退しても、トップは決してその責任を取らないし、自分以外に責任をなすりつける。

・そのトップに気に入られようと、すり寄る者が現れる。たとえば、傾国の美女と呼ばれる、魅力的だけれど、その共同体を滅ぼす女性。サークルクラッシャー

・そんな共同体に愛想を尽かして、人々が去って行く。

・人口が減っては、共同体が衰退するので、新たな人々(労働者や兵士)を招き入れようと必死になる。しかしロクな教育や環境も与えずに働かせたり、ロクな武器も持たせずに戦場に送り込む。第二次世界大戦時の学徒動員、神風特攻隊のように。

・それでも不思議なことに、滅亡の寸前でも、トップや傾国の美女たちの行動が、奇跡のように上手くいくことがある。その成功によってトップは『これでこの共同体も救われた!』と思うが、実はそれがヌカ喜びで、その成功から一転、滅亡に向かう。

・最終的には、トップや傾国の美女や取り巻きたちの間で、責任のなすり合いが始まる。

 

……こんな感じでしょうか。実際、このよくある神話的アーキタイプ(原型)に当てはまる会社や組織は、沢山あると思います。もうすぐ元号も変わりますし、日本国内でもさまざまな新旧交代があり、ここに挙げたような特徴を持つ共同体が滅びていくでしょう。それはある種の混乱をもたらすでしょうが、新しい秩序が生まれる前には、必ず混沌とした時期がある……というのもヒューマンデザインの考えのひとつです。たとえその混沌に巻き込まれても、泰然自若として、新たな秩序の誕生を待ちたいものです。 

 

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