今日は千葉にて、以前リーディングした方へのフォロー会でした。今では品切れとなったチェタン・パーキンの「ヒューマンデザイン」を中古で入手されたそうで、そのうち読書会でもしましょうかという話にもなりました。
僕もこの本からヒューマンデザインに入門したのですが、今ではラー自身のテキストを読むことが多く、現在では読み返すこともありません。しかし一般書店に本書があった意義も大きく、Amazonでは1万5千円以上の値が付いているし、なんとか重版してもらえませんかね。5年ぐらい前に、どこかのバカが、本書の説明部分をコピーして切り貼りしたリーディング資料を売っていたという事件があったので、そういった悪用は防ぎたいところですが、一般の方へのマトモな宣伝材料が無いのも困ったものです。
そして今日は『よく、ワクワクすることをやるとか、自分の好きなことをやるとか言いますが、ヒューマンデザイン的にはどうなんですか?』という質問も受けました。
基本的に、ヒューマンデザインでの人生の目的=インカネーションクロスは、ワクワクもしませんし、好きなことでもありません。むしろ『えっ、それを私がやるんですか?』と、本人がまったく興味が無いものだったり、非常に面倒臭く感じるものです。しかし、たとえ思考(マインド)が興味が無くても、取り組んでみると、意外にやり甲斐があったり、ライフワークになった……というのが、本当の人生の目的です。
しかし世の中(特にスピ界隈)では、よく『ワクワクすることをやろう』とか言いますし、その言葉に毒されている人も大勢いますが、ヒューマンデザイン的には、ワクワクするものに取り組んだからといって、必ずしもそれが人生を満たしてくれるとは限りません。
創始者ラー自身『心地良いことが、正しいとは限らない』と言い残していますし、『ワクワク』という感覚も、楽しいけれど間違っている可能性があるのです。そしてその間違った『ワクワク』で動いた結果、最終的にはヒドい目に遭い、逆に面倒ながらも、正しい目的に取り組めば、人生のご褒美がもらえるわけです。そのあたりの見極めも、リーディングでお伝え出来ればなと思います。
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