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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【占星学】「月で読む あしたの星占い」

月で読む あしたの星占い(すみれ書房)

月で読む あしたの星占い(すみれ書房)

 

石井ゆかりさんの新刊「月で読む あしたの星占い」を購入。月が、12星座を巡るサイクルを簡潔に解説した本で、毎日Twitterなどで発信されている、日々の星座占いを『こういう根拠で発信しているんですよ』と、種明かししているような一冊。

個人的に惹かれたのは「日記をつける」ことで、日々の変化を記録し、そこから星のパターンを探るというもの。実際、僕もこのBlogや手帳に、ヒューマンデザインでの星の変化と日々の気づきを記録しているのが、とても役に立っています。

また「だれのせいでもない世界」という章では、この世界には星という目に見えない影響が下りているので、何かネガティヴな変化があったとしても、犯人捜しをする必要はないのでは?としています。ヒューマンデザインでも「個人性からは哀愁が生じる」と言い、何か悲しみを感じた時、まるで片想いに耽るように、その悲しみを哀愁(メランコリー)として楽しめると言われています。しかし悲しみに対して「こうなったのも、あいつのせいだ」「親のせいだ」「社会のせいだ」「政治のせいだ」「自分のせいだ」と犯人捜しをしてしまうと憂鬱に陥るので、犯人捜し(理由探し)をする必要はないとしています。まあ、犯人捜しに陥った人ほど、こういった目に見えない力を否定しがちですから、なかなか助けにはならないかもしれませんが、せめて自分個人は、犯人捜しに陥らないよう、気をつけたいところです……