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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】逆行冥王星:「野望」と「野望」の衝突

Approaching Pluto

4月25日から逆行を続けていた冥王星が、明日9月11日16:31、以前滞在していた「野望」のゲートに戻ります。冥王星は、2015年3月から「野望」に入り始め、2016年10月25日から「野望」で本格稼働してきました。そして2018年3月6日から、次の「真実の音」へ入りつつあったのですが、逆行によって、また「野望」に戻ってきた形です。しかし冥王星「野望」に入るのも、今回のサイクルではこれが最後です(次は約247年後)。

そして冥王星は、10月3日で逆行を終えて順行に戻り、Uターンして、10月25日からまた「真実の音」に入ります。そこからが冥王星「真実の音」期の本格稼働というわけです。では、2015年3月から断続的に続いた、冥王星「野望」期の最後は、どのような影響をもたらすのでしょうか?

Kali

ヒューマンデザインでは、冥王星を、インド神話のカーリー神のような「女神の暗黒面」と表現し、その影響は最終的にネガティヴなものになるとしています。つまり冥王星の影響に引っ張られ過ぎた人は、本来のデザインから外れ、あまり宜しくないことになるわけです。しかし冥王星は、2015年3月から、人間の奥底に眠る「暗黒面」としての「野望」=上昇志向を刺激し、揺り動かしてきました。

Face-off ibexes

そして最後に冥王星がUターンするのは、「野望」の中でも「自分の野望の邪魔になる相手を切り捨てる」「自分の野望を邪魔する相手と関係を続けてしまう」です。つまり、2015年3月以来、冥王星「野望」に引っ張られた人たちが、お互いの「野望」によって相手にブチ切れて関係を断ってしまうか、あるいはそのままズルズルと関係を続けてしまうと思われます。いずれにしても、結果はネガティヴですよね。

ある意味、明日9月11日~10月25日までは、誰が自分の「野望」の邪魔になるのかを見極める最後のチャンスであり、「野望」がらみの関係を清算する最後のチャンスとも言えます。まあ、たとえ精算しても、「野望」に突き動かされた後味は、悪いものでしょうが、続けるよりはまだマシなのかなと。

「野望」は、山羊座に位置するため、ガツンガツンと角突き合わせる衝突が起きるかもしれませんが、自分らしく生きていれば、そのような影響はスルーできるはずですので、心穏やかに、10月25日までお過ごしいただければと思います。

と言いながらも、「野望」に引っ張られた奴らなんざ、仲違いして双方共倒れになれば良いのにと思っている自分もいたりしますが…… 

 

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