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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】天秤座新月:社会の間違いを訂正できない怒り

Greta Thunberg, Paris (France), 22 février 2019

明日9月29日03:26、天秤座新月となります。今回の月(と太陽)の位置をヒューマンデザインのホロスコープで見てみると「社会の間違いを訂正する」となります。これは、間違いに気づく性質なのですが、『あなたのそういうところ、直しなさいよ』と個人攻撃に使ってしまうと、逆にクソ野郎だと思われ、その訂正を拒絶されると言われています。ですから、必ず対象をぼやかして『社会全体として、ここは直そう』とすることが必要です。またその訂正力を、完璧主義として自分のスキルアップに向けるのもオススメですね。

しかし今回の位置は、月との相性が悪く「腐った奴でも治るはずだと激怒する」という性質に偏っています。 ここは本来『あいつは腐った奴だ。もう治らないから放っておこう』という位置です。しかし今回の新月では、そのネガティヴ面に固定され『お前は腐った奴だ。だからその腐った部分を治せ。どうして治らないんだ!治らないなんておかしいじゃないか!』と無益に怒ってしまうのです。

ある意味これは、過激な社会正義にもつながります。ちょうど最近、16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリの「怒りの演説」が話題になっていますが、あれも「社会の間違いを訂正できない怒り」なのかもしれません。

実は僕自身、この性質を持っていて、腐った奴は見捨てることが人生のルールとなっております。ここで言う「腐った奴」とは「周囲に甘やかされ過ぎた人」という意味もあります。実際、僕の周囲にも腐った人や、甘やかされ過ぎた人たちがいるのですが、治しようが無いので、もう腐りきって死ぬまで放置するしかないですね。治そうとしてもムダだし、余計なエネルギーは使いたくないので。 

「見捨てる」というとネガティヴに聞こえますが、では、あなたの周囲に腐った人がいたとして『可哀想だから』といって手助けすることが、本当に良いことなんでしょうか。あなたは、その人の面倒を見続ける責任を負えるのでしょうか。それは、アルコール依存症の人を見て『可哀想だから』と言って、酒を買い与えるのと同じことかもしれません。問題は何も解決していませんよね。そして相手は、あなたに依存したまま(甘やかされたまま)で、あなたも相手を救うという救世主コンプレックスに陥るという、共依存になる可能性もあるわけです。

まあ、この新月では、そういった腐った状況や、共依存的な人たちを見かけても、あえてスルーした方が良いかもしれませんね。

 

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