NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】気ままに野原を歩くように

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今日は、5/1感情ピュア・ジェネレイターの方にフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、42歳前後の人生前半・後半の切り替え時期にあると同時に、50歳前後の開花期も始まったという、2つの転機が重なる時期にありました。ちょうど仕事も辞められたばかりだそうですが、次に何をやるかはまだ見つからず、まさにひとつの転機が終わりつつあるものの、次の転機がまだ見えないという状況ですね。それはそれで不安でしょうが、ある意味、形としては正しいので、じっくり見定めて頂きたいと思います。

そのように先が見えない場合でも、方向性が安定している方なら、割合早く、車線変更ができるかと思います。しかし今日の方は、方向性が定まっていないので、ちょっと途方に暮れているような状態でした。チャートを拝見すると、座って細かい作業に集中する力があり、創造性(クリエイティヴィティ)や想像力(イマジネーション)もおありでしたが、具体的に『どれ?』となると、こちらとしても明確な答えは出せませんでした。

むしろ方向性が定まっていない方は、無理してひとつの方向に絞ろうとする必要はありません。ひとつの仕事と決める必要も無く、ひとつの趣味に限定する必要もありません。Aという仕事で月5万円稼ぎ、Bという趣味で月5万円稼ぎ、Cという資格を取って月5万円稼ぐのもアリでしょう。そのA・B・Cにも、関連性は無くていいです。他人が見たら『なんでAとBとCをやってるの?』とか言われるぐらいでもいいです。その複数の仕事なり趣味の組み合わせが、その人独特の方向性になるかもしれません。あるいは、全然違うように見えるA・B・Cに対して、いずれも集中力・創造性・想像力という、自分の個性を活かすのかもしれません。バラバラに見えるようで、実はうっすら自分の個性という共通項がある。そんな感じでしょうか。

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その「方向性」というテーマをこじらせると『自分っていったい何者なんだろう?』『自分にも一貫性や方向性があった方が良いんじゃないか』と思い込み、自分探しをしてしまいます。でも、いくら探しても、自分の軸になるものはないワケです。そこはもう無理をせず、ひとつに絞らず、複数に手を出してもいいし、飽きたら止めればいいし、面白ければ続ければいい、という気楽なスタンスが必要かなと。そのあたり、あまり肩に力を入れず、固定された道の無い、野原を気ままに歩く感じで、進んで頂ければと思います。 

 

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