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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】楽しいけれど、成長しない環境

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今日は、珍しくインカネーション・リーディングでした。今日の方には、以前フルリーディングでインカネーションクロス(人生の目的)をお伝えしているので、それで十分な気もしたのですが、すでにヒューマンデザインを学ばれて資格も取られているので、あらためて勉強のために詳しく聞いておきたいと。まあ、ある意味、リーディングというより、補講的な分析になったかもしれませんね。

今日の方は、エデン(楽園)というインカネーションクロスをお持ちでした。このクロスに生まれた方は、自分らしく生きていくうちに、心地良い楽園的な環境から追い出されるか、またはそういった環境を失うと言われています。なぜ自分らしく生きているのに、そんな酷い目に遭うのかと言えば、成長のために、ぬるま湯的な環境から抜け出す必要があるからです。それはネガティヴな経験にも感じるでしょうが、自分のコンフォートゾーン(快適な領域)から出て、未経験の新たな領域に移ることで成長するわけです。 

Bar Filial

そして今日の方は、エデンのクロスの中でも、「文明的な人付き合い」がテーマであり、それを2/4感情マニフェスティング・ジェネレイターというライフスタイルで取り組む方でした。今日の方は、2番ラインで呼び出しを待ち、4番ラインでチャンスを待ち、ジェネレイターとして仙骨が反応するのを待つという、完全に待機型のデザインです。 そして、たとえ誰かから呼び出されても、感情が落ち着いてから決断することが大切です。

しかし常に呼び出しやチャンスを待っているため、誰かから『飲みに行こうよ』と誘われると、感情が落ち着くのを待たずに、つい『うん』と言ってしまい、それなりに飲み会は楽しかったものの、実のある話は何も無く、むしろ疲れたり、自分の時間が削られてしまうという、惰性的なつき合いに陥りがちです。本来なら、誰かから誘われても、いったん『ちょっと考えさせて』と相手を待たせる必要があるのですが、その御作法を会得するには修行が必要なのです。

4番ラインは友情を大切にしますし、誘われれば『何か楽しいことがあるかもしれない』というチャンスを期待してしまいます。しかし、楽しいけれど実の無い飲み会は、ある意味「コンフォートゾーン」であり、成長はしないわけです。実際、今日の方も、職場や友達つき合いをなくすような経験をされているそうですが、自分に合わない仕事や、惰性的なつき合いなら、もうそこにいる必要はなく、次へ行きましょうと。

またこのエデンのクロスには、実家という心地良い環境から出て結婚する、子供を創るという意味もあります。つまり「独身」というぬるま湯から出て、未経験の「既婚者」「親」になることで成長するわけです。まあ、もしかしたら「結婚」というテーマが見えてきた段階で、今までの「独身」生活を続けたくて、ある種のマリッジブルーになるかもしれません。心地良い環境に別れを告げるのは寂しいでしょうが、その先に、もっと満たされる環境があると思えば、先に進めるのではないでしょうか……

 

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