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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】冥王星逆行:神秘的な時代の終わり

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明日4月26日から、冥王星が逆行に入ります。冥王星は現在、ヒューマンデザインのホロスコープで言うと61番ゲート「真実の音」「神秘的なインスピレーション」にあります。さらに細かく見れば、その中でも61.5▲「智慧と見識があるかのように、力強い影響力によって新たな世代を形成する」か、61.5▼自分の影響力を維持するために、服従を強いる権力者」にあります。この位置で、冥王星の影響力に引っ張られると、本来の自分を見失って、そのようなインフルエンサー/権力者になろうとするでしょう。また冥王星は、ヒューマンデザインでは「真実を暴露する星」とされているので、冥王星に影響された、偽物のインフルエンサー/権力者の化けの皮が、逆行によって剥がされるとも読めます。

冥王星は、10月4日に順行に戻りますが、そのUターン点となるのは61.2▲「多くの才能に恵まれた、ずる賢さの無い、養育する影響力を持つ人」61.2▼「自分の影響力に早めに気づき、エゴによってその力を最大限に発揮しようと執着する」です。冥王星は、逆行しても61番ゲート「神秘的なインスピレーション」の範囲内にいるので、その影響力に毒されてしまうと『私には、あれも分かってる。これも分かってる。だから私の言うことに従いなさい』と、周囲の人たちを感化(インスパイア)しようと必死になるでしょう。それが今回の冥王星に毒された人を見極める、ひとつのポイントですね。

さて今現在、時代性を読み解く「グローバル・サイクル」のテキストを翻訳しているのですが、実はこの61番ゲート「神秘的なインスピレーション」は、1615年以来続いている、今の時代のテーマのひとつでもあるそうです。今の時代は「神秘」61.1「オカルト」が、人々の目に付く時代であると。たしかに1615年以前なら、古代の占星術師なり、中世の錬金術師なり、あまり表だって活動はせず、まさに隠遁して研究していたり、王族などに雇われて、隠れてその力を発揮していたと思います。しかし今では「占いフェア」のようなものが堂々と開催されていますが、それは「神秘」61.1「オカルト」が市民権を得たからではなく、それが人々の目に付く時代だからだとラーは言うのです。

しかし2027年以降の時代では、人々の目に付くテーマが変わります。そのため2027年以降は、もはや世の中で「神秘」61.1「オカルト」を目にすることは無くなります。今、世の中には、占い師、カードリーダー、チャネラーといった神秘的なことをしている人たちが沢山いますし、僕たちヒューマンデザインを学ぶ人間もいますが、そういった人たちは、もう表には出てこないし、出てこれないかもしれません。

つまり、2027年までの7年間は、神秘的な時代の終焉期なのです。どういう原因でか分かりませんし、もしかしたらコロナウイルスの影響かもしれませんが、神秘的な職業も、ごっそり激減するでしょう。もちろん世の中には、神秘的なことや、精神世界のことをやるために生まれてきた人たちもいます。僕も、運命的にはその一人です。これから先は、そういった人だけが、昔ながらの占星術師や錬金術師のように、ひっそりと隠れて実践する形に戻るのではないでしょうか。

そう考えると、今現在、冥王星に引っ張られて、偽物のスピリチュアル・ビジネスに首を突っ込んでいる人たちは、ここから数年で根こそぎやられるでしょう。しかし逆に、ここから先も、神秘的なことで生き残れる人たちこそ、本当にそれをやるために生まれてきた人たちだと思います。これは厳しい「選別」になりそうですね。 

ちなみに、昨年の冥王星逆行時には『(2019年)秋頃に「野望」のスッタモンダがあった後、年が明けて落ち着いたら、また「神秘的な真実を現実化できる相手」の見極めが、再開されるのではないでしょうか』と書きましたが、実際、僕の周囲でも、2019年秋頃に、スピリチュアル・ビジネスで野望を抱えた人同士の揉め事がありましたね。ああ、完全に冥王星に引っ張られたなと。たぶん、あの人たちも、ここから数年で根こそぎやられるか、または沢山お金を稼ぎながらも、魂が死んだ状態に陥るでしょう。そのあたりも、時代の目撃者として観察していきたいところです……

 

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