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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】秩序の前には混沌あり

looking down

今日もZoomにて、小惑星キロン・リターン(50歳前後の転機)リーディングをお伝えしました。今日の方は、3/6感情マニフェスティング・ジェネレイターさん。もちろん、プロファイル6番ラインですから、この転機が死活問題となりますし、人生の本番を迎える時期となります。今日の方は、昨年秋から、キロン・リターンの3.5年前ゾーン(前段階)に入り、その昨年末に、リーディングのご依頼を頂いていたので、タイミング的にはちょうど良いなあと感じておりました。

ところが今日の方は、年が明けて1月、4月と、立て続けに親しい方を亡くされ、御自身も東京のお住まいを引き払われて、ご実家に戻られるという、劇的な変化が一気に来たそうです。特に今日の方の場合、キロン・リターンの時期に3-60「突然変異」という力が下りてくる、と出ていました。ここで言う「突然変異」は、面倒なアクシデントかもしれませんし、嬉しいサプライズかもしれません。親しい方を亡くされたのは辛いでしょうが、早くもその「突然変異」が作用してきたかもしれませんね。

Bored

しかし厄介なのは、そういった「突然変異」が起きることではなく、むしろその「突然変異」がなかなか起きないことです。この力が反対側として出れば、逆にまったく状況が動かず、変化の無い時期が続きます。そうすると、ご本人としては『早く状況が変わってくれないかな……』『いつになったら、この状況は変わるんだろう……』と、哀しくなってしまうそうです。その悲しみを『あの人が悪い』『私のせいだ』『世の中が悪い』『政治のせいだ』などと、何かのせいにしてしまうと、悲しみを通り越して、憂鬱になってしまうので、注意しましょう。

そういった停滞期や、先が見えない時期は「混沌」としています。この先、どうなるんだろう、自分は何がしたいんだろう、自分には何ができるんだろう……という見通しが、まったく立たないかもしれません。しかしその「混沌」とした停滞期は、悪いものではなく、「新たな秩序」を生み出すのに必要な状態なのです。

PREGNANCY I

たとえば、赤ちゃんが産まれる前には、お腹の中で過ごす時期があります。それが面倒だから早く産みたいと思っても、産むべきタイミングがありますし、産まれる時は産まれるのですから、そこで焦っても仕方ないのです。いわゆる「産みの苦しみ」というものですね。そのように『いつか、状況が変わってくれるだろう』と、「混沌」とした状況を受け容れると、そこで「突然変異」が起こり、「新たな秩序」が生まれると言われています。

今日の方も、まず先に、その「混沌」とした時期に入ってきたと思われます。それは、形としては正しいのですが、ご本人としては、面倒に感じるでしょう。そういう場合は、停滞したことをいったん置いといて、前々からやろうと思っていたことを始めたり、別のことに没頭する方が良いでしょう。停滞したことを受け容れ、そのままにしておくと、逆にそれが動き出すかもしれません。それが「突然変異」の仕組みです。

まあ、僕自身も、その「突然変異」の力を一部持っているので、時々その停滞感を経験しますね。それはもう面倒ですよ。うーわ、また来たか、いつになったら終わるんだよこれ、早く終わってくれないかなあ……という感覚です。でも、それにとらわれているうちは、まったく進展しないので、いつも、別のことに取りかかっています。

今日の方にも是非、そのような「混沌」とのつき合い方、そして「新たな秩序」の生まれ方を、体得していただければなと思っております。

 

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