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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「Global Cycles」を訳しました

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今年1月に購入した、ヒューマンデザインのテキスト「Grobal Cycles」を翻訳しました。いやー、昨年はリーディングが忙しく、なかなか翻訳作業が進められなかったのですが、久しぶりに一冊完訳できました。英文は64ページですが、日本語版は148ページです。1ページあたりの文章量を薄めたというのもありますが、元々の英文テキストにまったく図版が入っていなかったので、自分なりにグローバルサイクルの図版を切り貼りして、多少見やすい形にしてみました。

この「グローバル・サイクル」は、約400年毎の時代性について、1997年に創始者ラー・ウル・フーが講義した記録です。今の時代サイクルは、1615年に始まり、2026年に終わり、次の時代サイクルが2027年から始まります。つまり2026年~2027年が、約400年という時代の切り替わり時期になり、そこでさまざまな世界的(グローバル)テーマが、どう切り変わっていくのか、という内容でした。

でまあ、ひととおり訳してみて……ラー自身『私はこの話を悲観的に語りたくはないが』と前置きしてはいますが、その内容は、2027年までに病気や地震が頻発し、人口が激減し、文明が終わるだろうというものでした。また、持つ者と、持たざる者の間で暴力が発生するなど、まさに今の時代を予見するような講義でした。とは言っても、映画「アルマゲドン」のように、デカい隕石が落ちてきて一気に人類が死ぬ、という終末ではなく、100年以上かけて、徐々にその人口が減っていくだろうと。

しかし人口が減る一方で、次の時代には大きな「豊かさ」があると、ラーは言っています。たとえば人口が減っても、家屋が今のまま残っていたら、空き家が増えますし、家賃も下がるかもしれません。それは不謹慎な考えかもしれませんが、そういった次世代の「豊かさ」に気づけるかどうかもポイントのようです。f:id:crystal0207:20200503095216p:plain

これは、1615年~2026年の時代サイクルを表した図です。どの時代でも「方法」「寺院」「本質」「パターン」「目撃」「リーダー」「計画」「お手本」という、8つのテーマが「鍵穴」として存在しています。そして時代ごとに、その「鍵穴」に、どのゲートが「鍵」として刺さっているかで、その時代性が決まるわけです。今の時代を生きていく「方法」や、今の時代によく「目撃」されるものや、今の時代の「リーダー」や「お手本」は、「鍵穴」に刺さっている「鍵」によって決まっているわけです。

そしてその「鍵」が、2027年になると全部、別のゲートと入れ替わります。今までの400年間を生きてきた「方法」も、今まで400年間の「リーダー」像も、まるっきり役に立たなくなり、新しいものに取って変わります。

この「グローバル・サイクル」は、そういった今までの時代性と、次の時代性をラーが解説した一冊です。まさにその時代の節目、文明の終わりを迎えた今こそ、お伝えしたい内容です。まあ、いずれ何らかの形で…… 

 

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