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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】土星逆行:偽りの知識人が裁かれる

Limitations

明日から、土星が逆行に入ります。ヒューマンデザインでの土星は、木星のルールを破った者を処罰する星とされています。そしてその木星も、5月14日から逆行に入ります。言うなれば木星が、ルールを破った者がいないか再確認するために逆行し、土星もそれに応じた罰を下すために逆行する、というイメージでしょうか。

今現在、土星木星も、ヒューマンデザインのホロスコープでは60番ゲート「制限・限界」という位置にあります。つまり今は「制限」を守ることがルールであり、それを破った者は、別の意味での「制限」にぶち当たることになります。もちろんこれは、一時的な星の影響であり、本来の自分らしく生きていれば、その影響を被ることはありません。しかし不健康(Not Self)に生きている人ほど、この影響に引っ張られてしまうものです。たとえばこの自粛期間中、外出してはいけないという「制限」を破ってしまい、それによってコロナウイルスに感染して本当に外出できなくなるという「制限」を被るかもしれません。イメージとしては、そんなところです。

その木星土星は、どのように逆行するかと言えば……

木星:60番ゲート「制限」⇨61番ゲート「神秘」⇨54番ゲート「野望」と逆行してまた⇨61番ゲート「神秘」⇨60番ゲート「制限」へ。

土星:60番ゲート「制限」⇨「61番ゲート「神秘」と逆行してまた⇨「60番ゲート「制限」へ。

最終的に今年9月後半に、木星54番ゲート「野望」に、土星61番ゲート「神秘」まで戻ります。

Hunger

その最終位置を細かく見てみると、木星54.3「野望を達成するための正式ルートが上手くいかなかった場合、秘密のルートや非公式ルートを使う。また自分の魅力を使う場合もある」にあります。ここで言う「野望」とは、社会的立場の変容ですから、昇進やキャリアアップであったり、結婚も意味します。そのような目的を達成したいのに、上手くいかなかった場合、自分の魅力を使って『ねえ、お願い~♪』などとやると、土星先生にシバかれるわけですね。また、恐らくこの時期は、Not Selfの人ほど「野望」が頓挫する状況に陥るでしょう。しかし、その「野望」を無理に達成しようとするなってことですね。

protest

その時、土星先生は61.5「自分は神秘的な真実を知っていると言う司祭が、その影響力によって新たな世代を形成する」にあります。たとえば占星術数秘術や、ヒューマンデザインのような神秘的な分野で、権威的な人間が『私には分かっている』と言い張っても、実際には神秘的なことが分かっていない、なんてことは良くあります。いやマジで良くあります。すげー良くあります。大事なことなので何度でも言います。そういう人が「野望」に引っ張られ過ぎると、新たな世代は形成できないんでしょうね。

いやー、この予測を見たら、9月後半が楽しみになってきました。たぶん、不健康かつ権威的な立場の人たちが「野望」に引っ張られて、影響力を発揮できないんだろうなと。なにしろこの界隈、たいして勉強もしていないし、浅い理解だけで先生ヅラしている人間が多いですから、そのあたりが軒並み潰れてくれるとありがたいんですけどね。

木星は9月13日まで逆行し、土星は9月29日まで逆行します。今述べた位置で木星土星が重なるのは、9月19日~10月1日あたりですかね。そのあたりで、どのような裁きが下るのか、要経過観察です。

 

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