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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】働くことを期待される

The little boy wants his own Metrocard

今日もZoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、珍しい自己権威(人類の2.5%)の3/5クラシック・プロジェクターさん。感情、根性、生命力、意志力という4つのエンジンがまったく無いため、エネルギー的にはかなり頼りないデザインですが、今現在、2人のお子さんの子育て中だそうで、それはなかなか大変ですねと。しかも今日の方の場合、家族や仲間に関するチャネルがまったくつながっていなかったため、実は家族のお世話も苦手なはずです。それでも、主婦業、母親業を頑張っていらっしゃるワケですから、本当にお疲れさまでございます。

しかし投影の5番ラインのため、周囲からは『いや、普通に働けるでしょ』と思われ、パートナーさんからも『共働きにしよう』と言われているんだとか。そこが今回のリーディングで一番気になっていたようですが、いやいや、あなた労働するデザインじゃありませんし、働くにしてもフルタイムは避けましょうと。せいぜい週2~3日とか1日3~4時間とか、できれば在宅の方が良いですし、5番ラインとして磔にされない程度で良いですよ、とお伝えしました。5番ラインは、100点満点の「良き妻」「良き母」を目指すと潰れてしまいますから、あくまで70点ぐらいで良いですよと。

Hammock

と、僕が念仏のように『働かなくていいですよ』『働かなくていいですよ』と言うたびに、画面の向こうで幸せそうにニコニコされるんですね。自己権威は、自分の中に答えはありますが、それで良いのかどうか確信が持てません。しかしそのことを、誰かと話し、自分の中の答えと照らし合わせることで、自分の幸せが分かり、自分にとっての正解が分かると言われています。

今日の方も、『お前も働いてくれよ』とは言われていても、自分の中では『嫌だなあ』という答えがあったはずです。しかし3/5ですと、3番ラインのチャレンジ精神もありますし、5番ラインの責任感もあります。そこでマインド(思考)に引っ張られて『私は働きたくないけれど、家計の足しにもなるし、働いた方が良いだろう』と思って働くと、身体を壊してしまいます。また今日の方の場合、感情も穏やかだったため『私がガマンすれば良いんだろう』と良い子のフリをして、周囲の言いなりになってしまう可能性もあります。

しかし自己権威は、そういった不健康な思考に惑わされず、誰かとそのことを話すことが大切です。たとえば、お友達に『私、体力無いから働くのはキツいんだよね』と言った時、お友達が『そうだよ、無理しない方がいいよ』と同意してくれれば、(やっぱりそうだよね)と感じるはずです。逆にそのお友達が『頑張って働きなよ』と反対しても、(やっぱり働きたくないや)と感じるでしょう。結局、相手がどう言おうが、自分の中の答えは決まっているのです。ただ、確認するためだけに話しているのであって、相談しているワケじゃないんですね。それは相手からすれば『私が何を言っても、あなたの中の答えは決まっているよね』と思うかもしれませんが、それが自己権威の決断方法なのです。

5番ラインのプロジェクターリフレクターは、周囲から働くことを期待されるかと思いますが、無理せず、できる範囲で活動して頂ければと思います。 

 

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