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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】乙女座新月:感情的なぶつかり合い

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本日9月17日20:00、乙女座新月となります。今回の月と太陽の位置を、ヒューマンデザインのホロスコープで見ると6番ゲート「感情的な摩擦」となります。ここは、誰と絆を結び、誰と絆を断つかを見極める位置ですが、そのためには感情的にぶつかる必要があるんですね。ここでのスローガンは「摩擦無くして成長無し」です。相手と親しくなる場合、感情的なぶつかり合いも経験しないと、親密な仲に進めないわけです。しかしこのぶつかり合いが失敗すると、成長ではなく、絶望と衰退に向かうと言われています。まあ、感情の波が穏やかな僕自身としては、なかなか厄介に感じる位置ですね。

さらに細かく見ると、今回の新月6.3「忠誠的な絆を破壊する」「忠誠的な絆だけでなく、親密になることすら拒否する」となります。これは、昔ながらの結婚の形であったり、年功序列的な上下関係でもあります。『妻は妻らしく夫に従え』とか『上司の言うことは聞け』『親の言うことは聞け』という、古くさい関係性をぶち壊すわけです。今の時代では、パートナー婚、別姓婚、別居婚同性婚など、さまざまな結婚の形がありますが、そのような新しい形の結びつきを選ぶことも、一種の破壊かもしれません。また年功序列を排した、実績主義や機能主義の組織作りや、フラットな労働関係も、これに当てはまるでしょう。

しかし、いつも書いていますが、星の影響に引っ張られ過ぎると、本来の自分からかけ離れ、不健康な形として表れてしまいます。もし今回の満月に影響され過ぎると、古くさい人間関係を拒否するだけでなく、あらゆる親しさを拒絶してしまうでしょう。当然、そこには感情的な対立があり、絶望と衰退に至ってしまいます。またここは、家族や身内関係のところでもあるので、顔見知りの人間関係の破綻にもつながるのでご注意を。

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ちなみに僕自身、今回の新月の位置をチャートに持っています。しかも、入っているのが冥王星のため6.3▼「親密になることすら拒否する」に固定されちゃってるんですね。まあ、だからずっと独身なんですかね。しかも感情が白い(未定義)ですから、感情的なぶつかり合いを恐れ、避け続けた結果、誰とも親しくなれなかったと。部族的な上下関係も好きじゃないから、会社勤めも辞めてしまったし、内輪的な集まりにも参加しないのは、これが原因かなと。

しかし冥王星は動きの遅い星ですから、僕と誕生日が近い、現在51歳前後の方たちは全員これを持っているはずです。その性質が、ずっと独身として表れたり、離婚という形で表れたり、家族や上司とケンカしたりという形で表れているでしょう。

ヒューマンデザインでの冥王星は、人生の真実であり、暗黒面と言われています。ある意味、自分の中の一番奥底にあったパンドラの箱を開けてみたら、魔女めいたお婆さんが出てきて『お前がずっと独身なのは、お前自身が親密になるのを拒否しているからじゃよ』と教えてくれるようなものですね。そのことに気づかず、他人と仲良くなれないことをこじらせると、暗黒面として表れてしまうのではないでしょうか。

しかし僕自身、ヒューマンデザインを学んだおかげで、最近はだいぶ、感情的な摩擦も恐れなくなってきたと思います。良い子のフリもしてないかなと。それでも、気づかないうちに相手の感情的な地雷を踏んでしまう可能性もあるわけで、分からないなりに相手の地雷原に踏み込んでいくしかないですね。皆さんもこの新月は、感情的なぶつかり合いにご注意ください。 

 

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