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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「お金をやりくりする」という神話

STOP

今日は、2ヶ月前にフルリーディングを受けられた方に、小惑星キロンリターン(50歳前後の転機)リーディングをお伝えしました。

今日の方は、6/2ピュア・ジェネレイターさん。すでに昨年、ジャスト・キロンリターンを迎え、人生の本番時期には入っております。元々、今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は「突然変異に対して、想像力を活かしたリーダーシップを発揮する」でした。何かしらの突発事態に対して、イマジネーションを働かせ、ああしたらどうだろう、こうしたらどうだろうと、アイデアマン的に対処するわけですね。

そこに乗っかってくるキロンリターンのクロスは「自分にはできないこともあると、制限を受け入れる」でした。この時期は、人生の壁にぶつかったり、自分にはどうしようもない事態にぶつかり、それ以上先へは進めません。しかしそこでイライラしても仕方ないのです。ああ、ここから先へは行けないんだったら、枠内でやれることをやろう……と制限を受け入れると、そこから突然変異が起こると言われています。

ただしこれ、想像力豊かな方には、ちょっと受け容れがたいんですよね。なにしろイマジネーションが豊かですから、ああすれば良いんじゃないか、こうすれば良いんじゃないかというアイデアも湧いてしまうわけです。しかしこの時期は、いったん絶望を受け容れたり、どうしようもない事態を受け容れることがテーマとなるわけです。 

Money

実際、最近になって、下のお子さんの大学進学の問題が浮上してきたそうです。すでに上のお子さんは大学在学中だそうですが、下のお子さんも、普通より学費のかかる大学に進みたいと言い出してきた。しかし2人分の学費となると、なかなか経済的に厳しい。と言って、下のお子さんに進学をガマンしてもらいたくもない。親としても、できれば、お子さんが希望する大学に入れてあげたい。さて、どうしよう?と。

これまさに「突然変異」ですし、お金が無いというのも、ひとつの「制限」です。ご両親が稼げる金額にも「限界」がありますし、もうその枠内でやりくりするしかないわけです。もちろん、ご両親がもっと稼ぐために仕事を頑張る、という手もありますが、キロンリターンを見てみると「キャリアアップしようとしても上手くいかないし、そちらに行ってはいけない」と出ています。御本人の仙骨も、そちらには反応していない。となると、やはり「制限」を受け入れて、その枠内でイマジネーションを活かし、お金が無いなりに工夫することが求められるでしょうね。そういった事情を受け容れたうえで、周囲にそのことを話してみると『だったらこうしましょう』『ああしましょう』と、助けが入ってきたそうです。それもまた「突然変異」なのでしょう。

お子さんの学費で悩む、というのは、どこのご家庭にもある問題だと思います。しかしヒューマンデザインで分析すると、その背後には「突発事態への対処」「想像力を活かしたリーダーシップ」「制限を受け容れる」「キャリアアップしようとするな」という、神話的なストーリーが見えてくるわけです。創始者ラーも『世俗的なことの中に、神秘的なことが隠れている』と言っていますが、まさにそれですね。御本人も、そのストーリーにご納得されたようですし、ここから先はお金をやりくりしつつ、無事、お子さんを希望の大学に入れてあげられると良いなあと思った次第です。

 

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