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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】無邪気さと、したたかさ

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今日も、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、5/1感情プロジェクターさん。すでにヒューマンデザインも学ばれているそうですが、なんとなく『ヒューマンデザインって面白そうだなあ』と思い、事前に誰かからリーディングを受けることもなく、入門されたとのこと。ところが入ってみると、他の受講生の皆さんは、事前に結構学ばれていて、びっくりしたと。

しかし今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)を見ると、大きなテーマとして「無邪気に精神世界に入る」 ことが大切だったので、それで良いと思うんですよ。精神世界に対して、子供のように無垢に『お金になるかどうか分からないけど、面白そうだからやってみよう』で良いと。これが逆に、邪気をもってしまうと『私もヒューマンデザインの資格を取れば、月にいくら稼げるはずだ』『あらかじめ勉強した方が上手く学べるだろう』とか思い込んでしまうのですが、それでは宜しくないワケです。5/1の1番ラインは、年齢的に言えば非常に幼いラインですから、そういった無意識下の子供らしさ、無垢さも大切にして頂きたいですね。

しかし今日の方のクロスを細かく見ると「周囲からお世話を期待されるけれど、他の人を紹介する」という運命でした。これは、5番ライン的な過剰な期待であり、御本人はお世話ができないのに、周囲から勝手にそう思われるという投影です。実際、プロジェクターさんですから、他人のお世話をするほどの体力は無いわけです。ですから、周囲から期待されても、他にお世話をできる人を紹介して、なるべく省エネで済ませると。

それはある意味、無垢さとは逆の、計算高いしたたかさにも見えるでしょう。しかしそうでもしないと、体力の無いプロジェクターさんは生き残っていけないのです。そして今日の方のクロスには「人生のゲームで勝つために、適切に裏切るタイミングを見極める」という意味も入っていました。か弱い自分が生き残るには、人生をゲームのように見立てて、自分に期待する人たちを、代わりにお世話してくれる人のところへ動かすという、コマさばきが必要になるんですね。それは期待してくれた人からすれば『えっ、あなたはお世話してくれないんですか?=裏切られた』と感じるかもしれません。しかしそれもある意味、5番ラインらしい性質なんですよね。

年齢的に言えば、5番ラインはそのような、したたかな大人です。しかし無意識の1番ラインは、無垢な子供です。5/1は、意識は大人、行動は子供という組み合わせであり、そのギャップが魅力的なのです。今日の方にも是非、大人性と子供性の両方を活かしていただければと思います。 

 

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