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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】10月オンラインLYD Part.3:白いセンターは智慧になる

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今日は、マンツーマンでのオンライン基礎講座LYD(Living Your Design)3回目でした。もちろん今回のお相手も、4/6クラシック・プロジェクターさん。3回目の今日は9つのセンターについてです。センターの話をする場合、LYDにしろリーディングにしろ、僕はいつも、感情⇨ルート⇨仙骨脾臓⇨ハート⇨G⇨喉⇨アジュナ⇨ヘッドという順番でお話しています。これは権威として定義される順番に近いですし、ボディグラフを下から上がって行く感じです。とりあえずエネルギーの強いところから話そうと。

で今日は、感情⇨ルート⇨仙骨脾臓⇨ハートセンターまでお話したのですが、今回のプロジェクターさんは、この5つのセンターがすべて白い(未定義)方でした。つまりその5つのセンターに関しては、ほどほどが分からず、無理をしがちで、不健康(Not Self)になりやすいわけです。自分の感情をガマンさせたり、プレッシャーに弱くて仕事を急ぎ過ぎたり、働き過ぎたり、自分にとって良くない相手や習慣にしがみついたり、無理して約束を守ろうとするから気をつけてくださいねと。でまあ、人間、40代ともなりますと、だいたいそういったご経験をされていますから、そのNot Selfさについても、ご納得いただけたようです。

しかし、こういった白い未定義センターは、その不健康さを理解していくと、最終的に智慧になると言われています。今日の方で言えば、自分が不健康になりやすいのを分かったうえで、感情的な対立に立ち向かったり、適度なペースを見いだしたり、ほどほどに働いたり、悪い習慣に気づいたり、約束をせずにゆるく生きていくことを覚えていくと、安定した定義センターの人たちが気づかない、人間の痛みを理解していくのです。

今、翻訳している講義録「The 64 Material Ways」でも、創始者ラーは『その人の売りになるのは、智慧を身に付けた未定義センターである』と言っています。そう考えると、白いセンターが多い人ほど、厄介な部分が多い反面、智慧になる部分も多いことになります。逆に、色づけされた定義センターが多い人ほど、人の痛みは分かりにくいし、未定義の智慧は得にくいでしょう。まあ、定義されたセンターは、普段からあって当たり前に感じる部分ですし、特に意識せずに使えてしまうという意味では便利ですが、苦労しない分、特別な智慧も身につかないと。それもヒューマンデザインの基本である二元性ですね。なにごとも、面倒な面もあれば便利な面もある。そしてその逆もまた然りと。

だとすれば、実は9つのセンターがすべて白いリフレクター(人類の1%)こそ、すべての領域で、智慧が身につく人なんですよね。ある意味、智慧の塊になるはず。もちろん、その不健康さに対処するのは大変ですが、せっかくヒューマンデザインを学んだのであれば、是非、基礎講座から7年後には、その智慧の領域に達していただきたいところです。

 

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