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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】10月LYD Part.4:資格ビジネスの終焉

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今日は、10月からマンツーマンでお伝えしていた基礎講座LYDの最終回でした。最初の3回はオンラインで、最終回は対面で、というご予定でしたが、受講者の方が風邪をひかれたので、最終回だけ延期して今日に。まあ、その2週間で、僕の方でも、いろいろ変化があったので、むしろ遅らせた方がタイミング的には良かったですね。ちなみに場所は、流山おおたかの森。乗り換えで何度か通過したことはあるものの、街に出たのは初めてです。なるほど、若い世代に人気の街だけあって、下手な東京よりオシャレで便利そう。21世紀のニュータウンって感じですね。

LYD最終回は、やはりG(愛と方向性)、喉(コミュニケーション)、アジュナ(思考)、ヘッド(インスピレーション)センターについてと、権威、定義型についてお伝えしました。ちょっと間が空いてしまいましたが、LYD全般の知識についても、これからゆっくり落とし込んでいただければと思います。 

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そして今回の方は、2027年以降を導く4/6プロジェクターさですから、これからの時代がどうなるかという情報も軽くお伝えしました。御本人は「ヒューマンデザインの資格には興味がないけど、知識は学びたい」とのことですが、それがまさにこれからの時代の、6番ライン的な感覚だと思います。

時代的に言うなら、1960年~2026年は1番ラインの時代です。1番ラインは権威主義ですから、今の時代は肩書きが重要視されますし、資格ビジネスも多いわけです。また1600年~2026年は、部族の時代ですが、部族では「数字」が権威になります。たとえば『私は年収1000万円稼いでます』『私はこの仕事をして20年です』『私は500人にリーディングしました』と、数字的な成果を自分の権威にする時代なんですね。

しかし2027年以降から、6番ラインの時代が始まります。そうなると、もはや肩書きも、資格も、数字的な権威も重要視されない時代が始まります。2027年以降で主流になるのは、6番ラインの模範……つまり口先だけでなく、お手本として実践できているかどうかです。また5番ラインの「とりあえず80点取りました」レベルを越えて、90点、100点が求められる時代ですから、かなりハードルが上がるでしょう。ある意味、そのレベルに達していないと生き残れない時代になります。

となると、ここから2027年に向かって、この世に数多存在する資格ビジネスも成立しなくなってくるでしょう。これから先の時代、むしろ問われるのは、資格を持っているかどうかよりも、実践できているかどうかです。資格があっても、実践できていなければ生き残れませんし、逆に資格が無くても、実践できていればそれで良いと。

まあ、日本のヒューマンデザイン界隈も資格ビジネスになっていますが、これもそのうち破綻していくでしょう。僕が観察している範囲でも、資格を持っているのにプロ意識や職業倫理に欠けている人が見受けられますし、その逆に、資格は無いけど真摯にヒューマンデザインに向き合っている人もいます。また、そういった時代の変化が分かっているからこそ、資格ビジネス側も『とりあえず稼げるうちに稼いでおけ』という姿勢で、お客さんを必死に集め、お金を必死に集め、雑な教育をして、とりあえず資格をばらまき、アフターフォローはせず、責任も取らず、逃げてしまうかもしれません。

最近、僕のところには「資格は要らないけど、知識を学びたい」という方がよくいらっしゃいますが、時代的にはそれが正解だと思います。もう大金を払って資格取る時代じゃないんですよ。僕も資格は取りましたが、もし今からヒューマンデザインを学ぶとしたら、やはり資格は取らずに、自分でテキストや教材だけ買って自習したでしょうね。そういった時代の変化も、来年以降、観察していきたいと思います。

 

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