本日11月30日18:40、双子座月食となります。今回の月と地球の位置を見ると16番ゲート「スキル(技能)を磨く」の中でも16.4▲「人々の才能を見いだし、やる気を出させ、スキルを磨くサポートをする指導者」にあります。ここは、７年間かけて、ひとつのスキルを磨こうとする、職人肌な位置です。しかし、長い年月をかけてスキルを磨くには、熱意を持続させることが大切です。今回の月食は、その熱意を煽ってくれるリーダーシップを表す位置なのです。まあ、それも場合によっては16.4▼「民衆の熱意に火をくべる扇動家」となり、『このスキルを取りなよ！この資格があれば便利だよ！』と押し売りする人になるでしょう。また「人々の才能が分かっていながらサポートはしない」という面もあるのが厄介ですね。うん、そういう組織、どっかにあったような……
さらに太陽は9.4▲「細かいことに焦点を合わせ、献身的に集中する」にあります。ここも、じっと座って作業に集中する位置ですから、職人的ですねえ。しかしこれも裏目に出ると9.4▼「細かいことをすっ飛ばしたくなる衝動」となるので、ご注意を。
ちなみに、これが月食時の星の位置ですが、長い間つながり続けていた61-24「神秘的なことを何度も考える」が、天王星が11月28日04:11に次のゲートに移ったことで、ようやく外れました。木星と冥王星は、まだその位置にありますが、これで頭の重しというか、思考的なプレッシャーが取れた方も多いのではないでしょうか。天王星と、木星・冥王星がつながり続けていたここ数ヶ月は、ずーっと同じことを考えていた方もいるでしょう。そしてようやく、自分なりの答えが見つかったかもしれません。そしてその答えは、ずーっと考えていた割には、シンプルな答えだったと思います。どうしてこんな簡単な答えを出すのに何ヶ月もかかっていたのだろう……と思い当たるフシがあれば、それは天王星・木星・冥王星が織りなすプレッシャーのせいだったのでしょう。
しかしその一方で、金星とサウスノードが26-44「楽して儲ける」「自分を大きく見せて売り込む」力を下ろしています。だからと言って、地球上のみんながみんな、楽して儲けられるワケではありません。むしろこの力に引っ張られ過ぎると、楽して儲けようとしたり、自分を大きく見せようとして、本来の自分から外れてしまうという意味です。
ここは、細かく見ると44.4「自分が拒絶した相手から、助けてもらうことを期待する」と26.4「現状を維持するために、情報統制をしたり、情報操作をする」となっています。嫌な感じですねえ。たとえば『この間は、ケンカしちゃってゴメンね。でもあれは、✕✕さんが悪かったんだよ。俺は悪くなかったんだ。ところでお金、貸してくれる？ 倍にして返すからさあ』みたいなもんですかね。これは、サウスノードという環境が関わっていますから、そういう人たちが周囲に表れてもおかしくないのでご注意を……
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