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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】冥王星「クリエイティヴ」世代

Top view of a woman working on her notebook

今日も、Zoomでフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、感情権威の1/3マニフェスターさん。今年1月に、29歳前後の転機(サターン・リターン)を迎えられ、転機の真っ只中です。すでにリーディングをご依頼された時点で『週3のバイトでもくたくたになる』『仕事を続けた方がいいのか悩んでいる』とのことでしたので、いやマニフェスターは労働するタイプではありませんし、生計を立てるにしても体力を消耗しない形にしましょう、体力が無いこともマニフェスターとして周囲に知らせましょうと、先にお伝えしてありました。

そして実際、今日のリーディング日までの間に、仕事を辞めたいことを周囲に伝えると、スムーズに転職ができたそうです。以前は、体力を使う系のお仕事だったのも、今ではデスクワークになって楽になったと。体力の無さを伝えたことで、周囲が手伝ってくれるようにもなり、マニフェスターとしての御作法を実感されてましたね。 

Taylor Swift @ Wembley Arena

で、今日の方がもうひとつ悩まれていたのが『クリエイティヴ(創造的)なことがしたい』でした。そこでチャートを拝見すると、たしかに意識・無意識の冥王星1番ゲート「自己表現・創造力」「気難しいアーティスト」のゲートに入っていたんですね。冥王星は、動きの遅い星ですから、ひとつのゲートに約4年ほど滞在します。つまり今30歳前後の人たちは、ほとんど、この「気難しいアーティスト」気質を持っていることになります。

さらに冥王星は、その人の人生の真実であり、暗黒面を表しています。もし今、30歳前後の人たちの人生が上手くいっていないなら、それは、その人の奥底にある「自己表現」したいという欲求が消化できていないのかもしれません。そしてそれが、その人の暗黒面(ダークサイド)となり、結局何をやっても満たされないのは、自分自身を表現していないから……ということになるかもしれません。

ここで言う「気難しいアーティスト」とは、『今日は歌いたくない』とか『ここじゃ演奏したくない』と言い出すようなアーティストです。または逆に『お金は要らないから、今日はここで歌わせて』と言い出すかもしれません。その基準は何なの?と問われても『だって私がそう思うから』という、自分主体のアーティストなのです。それは凄くワガママに見えるかもしれませんが、ある意味、今30歳前後の皆さんは、そういったワガママさを封印していると、それが暗黒面になってしまうかもしれません。

僕のようなオジサンからすると、今の時代の方が、自分を発信する手段も豊富ですし、機材も安くなっていると思います。しかし状況が整っているからといって、じゃあ自己表現できるかと言えば、それはまた別の話です。それこそ「気難しいアーティスト」として『YouTubeは、ありきたりだからやりたくない』 とか言い出してもおかしくない世代なんですよ。自分の個性を表現するんですから、他人と一緒じゃ嫌ですし、他人の真似も好きじゃないはずです。また、他人からあれこれ干渉されるくらいなら、もう自己表現なんてしたくない、と思ったりもするでしょう。そういった自分の中の、ワガママな「創造性」と向き合うことが、今の30歳前後の皆さんの、世代的なテーマなのだと思います。

 

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