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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【夢日記】2021年初夢:バスケットボール、良い経験、過剰なコミュニケーション

Basketball

その年、最初に見た夢が、そこからの1年を象徴している……ような気もしますが、今年の元旦の夜は、いつも通り22:00過ぎに就寝して、そのままぐっすり朝まで。そして昨夜、1月2日の夜は、早めに布団に入ったものの、なぜか01:00頃まで寝付けず、ようやく眠った後に2021年の初夢を見ました。

まず最初のシーンで、僕は薄暗いショッピングモールのような場所を歩いていた。すると見知らぬ男性が、バスケットボールを手渡してきて、これを(ブーケトスのように)後ろに投げてくれと言う。僕は面倒だなあと思い、それを無視して歩き始めたが、男は強引にバスケットボールを押しつけてきた。僕は仕方なく、そのボールを頭の上に掲げると、男はそれをひょいと取り上げ、自分で遠くのバスケットゴールに投げ入れた。しかし男は『あなたのおかげですよ、ありがとう、素晴らしいですね』とか何とか言い、さらに他の仲間も現れ、僕のことをあれこれ褒めてくれる。僕は、ははーん、これは新手の詐欺の勧誘だなと思い、その場を立ち去った。振り返ると、もう彼らはどこにもいない。ほら見ろ、本当に僕が必要なら追いかけてくるはずじゃないかと思った。

その後、僕は、どこかの一軒家にたどり着いた。その家には、北島三郎さん似の父親と、その子供がいた。その子は、イイ大人だったが、昼間から布団でゴロゴロしていて、なにか障害でもあるのか、父親がその面倒を看ているようだった。その子が『私は、良い経験だけしたいんだよね』と言うので、僕は『良い経験が、楽しい経験とは限らないけどね』と返した。

そんな話をしているうち、隣の部屋では、北島三郎さん似の父親が、誰かと言い争いになっている。その父親は、自分の髪の毛が薄いことを気にしているようだが、相手は『なにもそんなに気にしなくてもいいじゃないですか』と言っていた。その父親の部屋には、カラオケセットがあったが、ケーブルが何百本も伸びていて、あちこちのオーディオ機器につながっていた。その父親は、そういった機械を別の部屋に移したいと言う。しかしあまりに複雑な配線だったので、僕は『あなたじゃなきゃ分かりませんよ。自分でやらないと』と言った……あたりで目が覚めた。時計を見ると、まだ03:00前だった。 

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さて、夢の中の「ショッピングモール=お店」は、自分の新しい役割を探すこと。「ボール」は、完全体、意識と無意識の統合。「バスケットボール=スポーツ」は、人生の進め方。うーん、バスケのプレイ人数って5人が基本で、控えを入れても1チーム15人がいいとこ。そしてメンバーを何度でも入れ替えられる、というあたりが、2021年の仕事の進め方なのかもしれません。あくまで少人数で入れ替え制。ただし、そこには詐欺師みたいな奴もいるので気をつけるように。特に褒め言葉には注意と。 

『良い経験が、楽しい経験とは限らない』というのは、僕個人がいつも思っていることですね。もしかしたら2021年も、あまり楽しくない、ネガティヴな経験があるかもしれないけれど、それが間違った経験とは限らないし、後々になってみれば良い経験になるかもしれないと。

「カラオケセット=歌」は、喜びや幸福。「ケーブル」は、他人との対話。でも、何百本もつながっているのは、ある意味、コミュニケーション過剰なのでしょう。それをどうにかしてくれと言われても、いや、そんな状況にしたのはあなた自身じゃないですか、あなたがどうにかしなさいよ……ということかな。「頭髪」は、高度な叡智を意味しているので、あの父親は、自分に叡智がないことを気にしていたのか。うーん、このあたり、具体的にあの人なんじゃないか?という心当たりはありますね。

まあ、こういった解釈が当たっていたかどうかは、また来年ということで。

ちなみに昨年の初夢を振り返ってみると、たしかに自分という「家」を建てる作業が始まった年だったかもしれません。これはロングスパンの話なので、もっと時間が経たないと分からないかな。小さな変化にも手は出さなかったはず。