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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】制限や限界を受け容れる時期

Surrender

今日も、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、自己権威の6/2クラシック・プロジェクターさん。もちろんプロファイル6番ラインですから、50歳以降が人生の本番となりますが、まだ30代に入ったばかりで、29歳前後の転機、サターン・リターン(土星回帰)の7年間真っ只中でした。

6番ラインにとって、この29歳前後は、今までの試行錯誤から離れて、人生の屋根に上がる時期と言われています。今日の方も、今現在は休職中で、元の仕事に戻ろうか考え中で、まだ独身でもあったので、結婚もどうするか意識されていたようです。そのあたりも、労働するタイプではないので、キツい仕事からは離れ、あくまで「招待」を待ったうえで、自己権威として、その案件を周囲の人たちと話してくださいと。そして自分の口から出てくる言葉をよく聞いて、自分の幸福度を確かめていただきたいところです。

まあ、この29歳前後は、女性にとっては結婚・出産を意識される時期でしょうし、特に女性には強く現れると言われています。さらに6番ラインの転機でもあるので、ある意味、人生で一番しんどい時期かもしれませんね。

一応、今日の方のメインテーマは、3番ゲート「産みの苦しみ」「身をゆだねる=あきらめる(Surrender)」だったので『なかなか状況は変わらないけど、仕方ないよね』とか『この時期は悩むのも仕方ないよね』『労働する力は無いけど、それも仕方ないよね』と、現状や、自分の限界を受け容れることがテーマかと思います。プロジェクターとしても『自分からどうこうしても、招待はやってこない』『いつか誰かが招待してくれるだろう』と、自分のタイプを受け容れ、状況に身をまかせることで、いずれ招待がやって来るでしょう。実際、今日の方も『いずれ時が解決してくれる』という意識があったそうで、そこはもうジタバタせずに、この転機を過ごしていただければと思います。 

しかし、ちと面倒なのが、その状況的な変化に60番ゲート「制限」に、3月17日から冥王星が入ったことです。冥王星は、この位置に6月11日まで滞在し、さらに来年2022年1月14日~9月5日の約8ヶ月間、さらには2022年11月10日~2024年4月12日の約1年5ヶ月にもわたって、60番ゲート「制限」に滞在し続けます。

今現在の惑星からの影響に引っ張られ過ぎると、本来の自分から外れて、不健康になってしまうワケですが、この冥王星「制限」的なプレッシャーにやられると、状況的な制限や、自分の限界に悲しくなってしまうと言われています。もちろん、その状況や、自分の限界を受け容れることが必要ですが『いや、それはアイツが悪い』だの『自分が悪い』だの『世の中が悪い』『政治が悪い』という、犯人捜し(理由探し)をしてしまうと、憂鬱に陥ると言われているので注意しましょう。

一応、今日で非常事態宣言も解除されるようですが、さらなる変異株が広まれば、まだまだ「密は避けなさい」とか「大勢で食事をしないように」とか「公共の場ではマスクを付けて」「行事や催し物は中止して」「旅行は避けて」という「制限」が続くのではないでしょうか。あるいは、公やSNS上での発言に対して「それはいかがなものか」という、道徳的・政治的な「制限」がかけられるかもしれません。そういった「制限」に対しても、イライラする人たちが増加するのが、これからの時期だと思われます。

ですので、今日の方も含めて、世の中の「制限」や、自分の「限界」にぶつかろうとはせず、それを受け容れ、その手前で何かしたり、別の方向性を見つけることで、スルッとその「制限」「限界」を超越してみてください。この時期は、憂鬱にもなりやすいのですが「突然変異」も起こりやすい時期ですし、良くも悪くも、突然、状況が変わりやすい時期でもあるので、いつまでも停滞しているわけではないでしょう。

この60番ゲート「制限・限界」60-3「突然変異」は、これから数年間の世界を支配するテーマですので、引き続き、触れていきたいと思います。 

 

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