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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】盛り上がりに欠けるけど、落ち着いた関係

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今日は、成田にてパートナーシップ・リーディングでした。いつものように、JR成田駅近くの「はしらカフェ」さんで、ランチを挟みつつ、でした。

今回のカップルは、感情権威の2/4マニフェスティング・ジェネレイターさん(男性)と、感情権威の3/5マニフェスティング・ジェネレイターさん(女性)。お二人のチャートを重ねて見ると、9-0「行き場の無い(No where to go)」関係性でしたので、かなり濃密なお付き合いになりますし、他人は介入できませんし、その関係に閉じ込められ、なかなか出て行けない(一人になれない)とも言われています。

この「行き場の無い」人間関係は、大抵、ネガティヴに語られることが多いのですが、ヒューマンデザインの創始者ラーは『本当に正しい相手なら、その関係から出て行けなくても問題ない』と言っています。つまり、非常に窮屈な関係になるか、それとも『あなたさえいれば他には誰もいらないの』というステキな関係になるかの、どっちかです。上手くいけば、仕事も私生活もずっと一緒のカップルになれるでしょう。ただ、ある意味、最高の関係になるか、最低の関係になりますから、そこはお互い感情権威として、ゆっくりお互いの気持ちを確かめてくださいねとお伝えしました。特に4番ラインの男性は『まずお友達から』が基本ですし、まだ知り合って間もないため、一気に関係を進めない方がオススメです。 

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しかし、感情権威同士の恋愛となりますと、さぞや感情的に盛り上がっているかと思いきや、非常に落ち着いた雰囲気でした。もちろん、お互いに好意はお持ちなのでしょうが、テンションが上がる感じも無く、グイグイ惹きつけられている感じもしませんでした。僕自身、感情も仙骨も未定義ですから、そのあたりが盛り上がっていれば、敏感に感じるはずなんですが、さっぱりしたもんでしたね。

んでチャートを拝見すると、お二人の間で電磁的につながる(双方がチャネルの片側のゲートを持ち寄ってつなげる)チャネルが1本も無かったんですね。大抵のカップルは、そのチャネルによって惹かれ合うものですが、それがまったく無いんです。それなのに、好意を持ってお付き合いしているというのも、珍しいパターンかもしれません。

それに関しても、創始者ラーが『カップルの間では、チャネルが1本つながればそれで十分』と言っていますし、沢山つながっていた方が良いわけでもありません。電磁的なつながりとは、自分に無い部分を求めているため、相手に対して『この人は、私がどうしても欲しかった反対側のゲートを持っている、やったあ!』と強烈に惹かれるかもしれませんし、『私がどうしても欲しかったゲートを持っている、憎たらしい!』とバチバチに反発するかもしれません。ですので、そういったつながりが無いなら無いで、特に問題はありません。ただ、電磁的なつながりが無いため、相手に対して火花が散るような感覚は無いでしょうし、盛り上がりに欠けるかもしれません。

じゃあそれが悪いことなのかと言えば、いえいえ、感情権威のお二人が、過剰に盛り上がることもなく、落ち着いた雰囲気でお付き合いできるわけで、それはそれで良いかと思います。特に感情マニジェネ同士ですと、感情の激烈な波に乗って『この人しかいないわ!』と盛り上がったまま付き合って、後から間違いだったと気づく……なんてパターンもあり得ますからねえ。

まあ、行き場の無い関係性にしても、電磁的なつながりの無さにしても、ヒューマンデザインの理解が浅い段階では『それ上手くいかないんじゃないの?』と思われるかもしれません。しかし、ヒューマンデザインの基本は二元性ですし、そういった関係性でも、上手くいく可能性もあるわけです。逆に、お互い自由な関係性で、電磁的なつながりが複数あっても、上手くいかないカップルもいらっしゃいます。結局は、ご本人同士が健康か不健康か、Not Selfではないかどうかが鍵なんですよね…… 

 

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