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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】他人からの命令を守りすぎる

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今日も、品川のグランドプリンス新高輪のラウンジ「momiji」にて、ランチを挟みつつフルリーディングでした。

今日の方は、5/1ピュア・ジェネレイターさん。やはり1番ラインの研究者らしく、事前にお送りしていたリーディングレポートには、すでにびっしり書き込みがされ、持参されたチェタン・パーキンのヒューマンデザイン本にも付箋が無数に貼られていました。

今日の方の人生のメインテーマは55.5▼「他人のアドバイスを聞きすぎて、自分の本当の感情を失ってしまう」でした。実際、幼い頃は、親御さんから言われたことを、かたくなに守りすぎていたそうです。デザイン的にも、約束を守る意志力のセンターが未定義だったため、守らなくてもいい約束まできっちり守ってしまったり、感情も未定義だったため『私がガマンすればいいわ』と良い子の振りをしてしまったり、コミュニケーションも未定義だったため、自分の気持ちをなかなか言い出せないという、複合的なNot Selfによって、かなり苦しまれたようです。

今日のリーディングも、約束の時間に遅れてはいけないと、30分前には現地に到着されていて、いやいや、なにもそこまで早くなくても……という話になりました。

また、ご結婚されてからも、ご主人や嫁ぎ先との約束や、世間的に妻・母としての役割を果たさなければならないという約束にも縛られていたそうです。まあ、5番ラインですと、周囲から約束を守ることも期待されるでしょうし、ご自分でも問題意識があり、責任感もお持ちでしょうから、なかなか厳しかったと思います。

一応、42歳前後の転機(ウラヌス・オポジション)前後で、自分の本当の気持ちを殺し続けるのが無理になったそうですが、引き続き、他人のアドバイスを聞きすぎたり、他人の命令に従いすぎる傾向は気をつけていただきたいと思います。

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最近はだいぶ緩和されてきたと思いますが、ある程度の年代では『親の言うことは聞くもんだ』『夫の言うことは聞くもんだ』『先生の言うことは』『上司の言うことは』 という、社会的な刷り込み(条件付け)が強かったはずです。それは、ここ400年近く続いた、部族的な時代性もあるのでしょう。

ただ、2027年以降は『家族や仲間のことより、自分優先』『肩書きが重要視されなくなる』時代となりますから、親やパートナーや上司の命令を無視する時代となります。しかし、スムーズにそういう時代にはならないでしょうねえ。今まで他人に命令してきた権威主義的な人たちが、徐々に無視され始めたら、さらに締め付けを厳しくして、自分の言うことをきかせようとするでしょう。もうすでに、そのような締め付けを強化している国家や組織もありますが、それも徐々に崩壊していくし、だからこそ必死に今までの権威を維持しようとするはずです。まあ、最終的には、個人優先の時代になるはずですが、そういった時代の移り変わりも、是非観察してみてください。

 

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