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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「The Difinitive Book」翻訳完了

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今年のお正月明けから取り組んでいた「The Difinitive Book of Human Design」の翻訳が完了しましたー! 英文は全444ページですが、こちらの日本語版は1ページあたりの情報量にゆとりを持たせたので、全642ページとなっております。いやあ、プロファイルとインカネーションクロスの章はだいぶ前に訳してあったとは言え、5ヶ月間で日本語化した自分を褒めてあげたいです。お疲れ様、自分。

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翻訳の最終段階は「レイヴ易経(Rave I'Ching)」、つまり384種類のラインの一覧でしたが、これは翻訳したというより、僕がヒューマンデザインジャパンのPTL1(プロフェッショナル・トレーニング1)を受けた時にもらった日本語版テキストを底本にして、自分なりに改訳したカタチです。

と言うのも、HDJ版の「レイヴ易経」は、同じ文脈(ゲート)の中で同じ単語が出てきても、違う訳語が当てられていて、そこわざわざ変える必要ある?整合性が取れてないんじゃ?と思う部分があったり、逆に違う文脈なので訳語を変えた方が良いんじゃないかと思う箇所で変えていなかったり、ゲートの意味にラインの訳語を合わせていない箇所もあったり、EmotionもFeelingもすべて「感情」で統一されているけれど、そこちょっと違うんじゃないかと思ったり、個人的にもやもやしていたのです。

まあ、僕自身も英語には詳しくありませんが、そんな僕でも、もやもやするレベルなので、この日本語版では、ちょっと手を加えてみました。元々「レイヴ易経」の文言は、俳句やポエム的ですし、正確に訳すのはかなり難しいでしょう。たぶん僕自身も、一年後、二年後にこれを見直したら『やっぱりここはこうだな』と思うでしょうし、これからも折に触れて改訳していくかと思います。

それにしても、この「The Difinitive Book」一冊で、基礎講座LYD、Rave ABC、Rave Carthography、PTL1ぐらいの内容(日本で講座を受けると120万円ぐらい?)が包括されていて、それがAmazon等でも一般的に6千円ぐらいで売られているのは凄いですね。たしかに日本では販売されないワケですよ。恐らく『これが市場に出回ったら、お金を払って講座に来てくれる人がいなくなってしまう』とかマインドで思っちゃいますからね。

内容的にも、難解なラインまで載っていますから、たとえこれを買ったとしても『こんなに難しいものなら、資格を取るのは止めておこう』と思う人も出るでしょう。でも、ある意味、親切ですよね。最初からここまで見せておいて『先に行くとこんなに難しいんだよ、それでも君はこれを学ぶのかい?』と問うているわけですから。逆に言えば、本書を読んで『是非これを学んでみたい』と思うのは「剛の者」ですよ。たぶん僕もそっち系ですし、覚悟のある、少数精鋭の学び手には向いているかなと。まあ、創始者ラーもよく「あれとこれ」という言い方をしますが、どちらが良くて、どちらが悪いということもないんでしょうけどね。

本書も、あくまで僕個人の学習用に翻訳したものですから、公開もしませんし、販売もいたしません。でも、日本語版として完成しました。他のテキストも含めれば、僕の手元には、プロフェッショナル・アナリストでも養成できるくらいの日本語資料が揃ってきました。これ、どうなるんでしょうね?(^_^)

 

 

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