今日も、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。
今日の方は、感情権威の6/2マニフェスティング・ジェネレイターさん。今年後半から、人生の本番となる小惑星キロンリターン(50歳前後の転機)の7年間に入るため、今回この情報を受け取ったのも、良いタイミングだったかと思います。
そんな今日の方のインカネーションクロス(魂の使命)は「誰も知り合いのいない場所で暮らす」でした。僕も、このクロスの方には初めてお会いしたのですが、実際、今日の方は最近、都内から、ご主人の実家のある地方に移住されたそうです。当然、ご主人のご家族以外に知り合いはおらず、まさにその通りだと。なるほど、50歳の人生の本番を前にして、すでに自分らしい境地に達しつつあるようですね。
心理学か何かでは「結果的には他人(Consequential Strangers)」という言い方があるそうです。たとえば皆さんも、同じ会社に勤めていて顔も知っているけれど、本人のことは何も知らない人がいるかと思います。または、皆さんが勤めているお店に、毎週水曜日に来るお客さんが来て、挨拶はするけれど名前も知らないとか。それが「結果的には他人」と呼ばれる希薄な人間関係なのですが、これが成立するのは、文明社会なのだそうです。もっと小規模で濃密な部族社会では、顔見知り以外は排除されてしまうんですね。
今日の方が移住された場所も、そういった小さな村社会的な場所だったそうで、周囲から『ご近所に挨拶に行きなさい』と言われたそうです。まあ、今日の方は、そういった部族社会にも対応できるチャネルをお持ちでしたので、それはそれで従ったし、ご近所づきあいもしているけれど、やはり「結果的には他人」なポジションにおられるそうです。
そこで『私も、こういう土地に来たんだから、もっとご近所づきあいをしなくちゃ』と思う必要もありません。あくまで「結果的には他人」というポジションを維持し、周囲から『あの人、どこの人だっけ……このあたりでよく見かけるけど……』と思われる立ち位置でこそ、心地よい満足が得られるでしょう。
そしてある意味それが、その村社会を文明化する第一歩になるかもしれません。よくお年寄りが『このへんも、最近は若い人たちが増えてねえ』とかボヤいたりしますが、そのように「結果的には他人」が増えると、部族社会から集合体へ変化していくのでしょう。それは顔見知り同士の濃厚なつきあいが好きな部族性の人たちからすると、あまり好ましく感じないのでしょうが、「結果的には他人」となる役割を担って生まれてきた人もいるわけです。いやあ、インカネーションクロスって面白いですよね。
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