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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「Projector Empowerment Part.1」を訳しました

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3月に購入した「Projector Empowerment Part.1」の翻訳が終わりました。英文80ページ、いつもの自分の体裁で日本語78ページになりました。こちらは創始者ラーが、プロジェクター向けに行った講義録で、レイヴ心理学や、ペンタやWAといった複数オーラ形態についての高度な話も含まれていますが、そこをすっ飛ばしても、プロジェクターの皆さんにはためになる内容かと思います。マニフェスターである僕自身も、自分とは異なるタイプのプロジェクター情報を新たに知って、また勉強になりました。 

たとえばプロジェクターは、周囲から「導き役(ガイド)」として「認識」されることが大切ですし、本人も周囲から認めてもらいたいと感じています。誰かから認められたうえで「招待」されることが大切なのですが、その相手のことを、プロジェクター自身もしっかり「認識」する必要があると。もしかしたらその相手は、プロジェクターさんの才能を認めてはいるけれど、だからこそ、その才能を利用しようとしているかもしれません。また、プロジェクターさんの立場や、権力や、お金を「認識」して、それを奪ったり悪用しようとして「招待」しているのかもしれません。そのような見る目を持たないと、「招待」されてから行動したはずなのに、最終的には「苦味」を感じるような経験で終わってしまう……というあたりは、なるほどなあと感じました。 

先日も書きましたが、結局プロジェクターは、自分以外を見るようにできています。なので、もし自分の人生が上手くいっていないなら、周囲にいる人たちに問題がないか、見てみる必要があります。しかしそこで『こんなことになったのも、あの人のせいだ』と思うのではなく『こんなことになったのは、私があの人とつき合っているせいだ』と状況を見ればよいのでしょう。そこから先、たとえば3番ラインのプロジェクターなら絆を断ちますし、4番ラインのプロジェクターなら別の人間関係に乗り換えると。まあ、相手を乗り換えるにしても、新しい相手がちゃんとした人なのか、「認識」する必要がありますね。

また、この講義録では、正しい「招待」を受けたとしても、その後プロジェクターは『はい、わかりました。でもですね……』と自分の要求をするとしています。これ、僕も初耳でしたが、相手の言うことに100%合わせるのではなく、自分の要求も伝えて導いていき、それを受け容れてくれる相手が大切なのでしょう。

もちろんラーも『だからと言って、プロジェクターが、頭のおかしな要求をしていいという話ではない』と言っています。あくまでも「招待」に対してすり合わせを行い、その要求が通ったり、それで仕事なり人間関係が上手くいった場合にも、プロジェクターは「成功」を感じるのでしょう。

こういったプロジェクター独特のメカニズムは、一緒に仕事をしたり関係性を持つジェネレイターの皆さんにも知っておいていただきたいところです。なにしろジェネレイターは自分にしか興味がないので、プロジェクターのことを知ろうとはあまり思わないでしょう。プロジェクターも、マニフェスターのように『私はこういう人間なんです』と知らせる力はありませんし、お互い、自分らしく生きることで、自然とそれを察し合う社会になるといいんですけどね。

結局、20%のプロジェクターと、70%のジェネレイターでこの世は回っているわけですし、その関係性が上手くいっていないからこそ、この世がおかしくなっているとも言えます。まあ、9%のマニフェスターがいまだに出しゃばっているせいもあるでしょうが、2027年まであと6年、そろそろ各自、自分の正しい役割に就きませんとね。そしてその配置が正しいかどうか、1%のリフレクターに判断していただきませんとね。

 

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