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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】勉強会:ジェネレイターとプロジェクターの相互理解

"We are the Same", say Jewish and Arab youth.

今日は、オンライン勉強会でした。

今日のテーマは「4つのタイプ」でしたが、参加者的には、ジェネレイターさん(人類の70%)とプロジェクターさん(人類の20%)が半々という構成でした。この労働や作業をする70%のジェネレイターと、それを導く20%のプロジェクターという組み合わせで、世の中全体が回っていますし、この2つのタイプが上手く噛み合っていれば、世の中全体の90%も上手く回るはずです。

しかし人類の大半は不健康なNot Selfであり、ジェネレイタープロジェクターの関係も上手くいっていません。プロジェクターは、エネルギーが欲しいがためにジェネレイターを奴隷のようにこき使ってしまったり、ジェネレイターも、自分にしか興味が無いため、プロジェクターの性質や自分との違いを理解せず、ジェネレイターと同じように扱って働かせてしまう場合が多々あります。そうなると世の中には、ジェネレイターの不満(フラストレーション)がまき散らされ、プロジェクターは苦味を抱えてしまいます。

それを外野から見ているマニフェスターは『せっかく俺が支配者的な立場から引退したのに、あいつら上手くいってないじゃないか』と怒り、さらに遠くにいるリフレクターは『上手くいっていて心地よい環境がどこにも無い……』と失望してしまうでしょう。ですので、今回の勉強会でも、まずはジェネレイタープロジェクターの相互理解を深めましょうというお話になりました。 

Mustang Mentoring 2011

一番単純な違いで言うと、ジェネレイター仙骨の『うん』『うう~ん』で応え、プロジェクターマニフェスターリフレクターは、そうではないということです。

ジェネレイターは『今晩カレーライスでもいい?』『うん(いいよ)』『明日朝7時に起きれる?』『うう~ん(無理)』という会話をするタイプです。当然、ジェネレイター同士なら、こういった仙骨の音=うなり声やうめき声を出し合うのが自然ですし、世の中の70%は、こういった仙骨的な会話に慣れているはずです。

しかしジェネレイターは、自分にしか興味がないため、たとえヒューマンデザインという知識で他のタイプを学んでいても、非仙骨的な3タイプに対しても、仙骨的な『うん』『ううん』の質問をしてしまう場合があります。

でもプロジェクターマニフェスターリフレクターが『今晩カレーライスでもいい?』と訊かれたら『うん』とも『ううん』とも言わないし、何らかの言葉で返事をするでしょう。あるいは『私をジェネレイター扱いしないでよ』とばかりに、苦味を感じたり、怒ったり、失望するでしょう。そしてそういった非仙骨的な反応に対して、ジェネレイターは『どうして(ジェネレイターにとっては)普通の質問をしたのに、そういう反応を返すんだろう? 変な人たち!』と思うかもしれません。

もちろん先日のBlogで書いたように、逆パターンとして、非仙骨の3タイプが、ジェネレイタージェネレイター扱いしない場合も問題となります。つまり『うん』『うう~ん』では応えられる質問をせず、『ちゃんと言葉で言いなさい』と言うわけですね。これはこれでジェネレイター側に『そういう質問じゃ応えられないんだよな~』という不満が溜まってしまいますので注意が必要です。

タイプ間のコミュニケーションは、まずこのメカニズムの違いを認識し、実験していくことが大切です。皆さんも、ご家族、ご友人、彼氏彼女とタイプが異なる場合は、自分とは違う仕組みで生きている人なのだと思って、話しかけ方を工夫してみてください。

そして同じタイプ同士なら、コミュニケーション方法も同じですので、その心地よさを感じていただければと思います。

 

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