NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】勉強会:同じことを一緒にするか、違うことを別々にするか

Couple

今日は、オンラインでの勉強会でした。今日のテーマは「パートナーシップ」だったので、参加者の皆さんが、親子、ご夫婦、友人、同僚などのパートナーシップ・チャートを持ち寄り、ああだこうだと話し合ったわけです。

特にヒューマンデザインのパートナーシップ・チャートには、その2人の人間関係の濃密さが現れます。最も濃密な人間関係では『あなたさえ/君さえいれば、他には誰もいらない』という、2人の世界に入ってしまいます。しかし、なかなか抜け出しにくく、他人も介入できないため、何か問題が生じた場合に、2人だけで解決しなければなりません。まあ、創始者ラーも『本当に正しい相手なら、その関係から抜け出す必要はない』と言っていますし、いつも心地よく一緒にいられるか、面倒くさくなるかは、本人たち同士の健康さ、不健康さに左右されますね。

逆に、人間関係が希薄だと、お互い自由でいられます。それはそれで気楽で良いのですが、もし不健康(Not Self)な人が、相手を束縛しようとしても、まったく相手を束縛できないでしょう。不健康な旦那さんが『おい、今日は家にいてくれよ』と奥さんを束縛しようとしても、奥さんは『私は用事があるから出かけるわよ』と言って外出し、それをどうにもできないわけです。

さらに濃密と希薄な人間関係の中間あたりでは、2人で同じことをした方が良い場合と、別々のことをした方が良い場合があります。ご夫婦で一緒の趣味を持った方が良いのか、それとも別々の趣味を持った方が良いのか、ですね。

Meeting

今日の参加者の方と、あまり上手くいっていない上司Aさん、Bさんとの関係チャートを見たところ、これが完全に真逆だったのです。上司Aさんとは、別々の仕事をした方が良いのに、同じ仕事を一緒にしていると。逆に、上司Bさんとは、同じ仕事をした方が良いのに、役職的にあまり一緒になる機会がないと。まあ、会社内のことですので、個人ではどうにもできない部分もあるでしょうが、それを念頭に置いておくだけでも、仕事中のイライラが減らせるかなと思います。

しかし本来ヒューマンデザインのパートナーシップは、2人とも、それぞれお互いのデザインを理解し『あなたは、そういう人だから仕方ないのね』『君も、そういう人だから仕方ないんだね』と、良い意味であきらめる(手放す)ことが大切です。本当は、その上司Aさん、上司Bさんにも、その関係性を理解してもらって、仕事の枠組みを作り替えてもらうと一番良いのですが、そういう時代が来るのは、まだ遠いですかね……

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。