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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「Channels by Type Part.2」を訳しました

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ヒューマンデザインの創始者ラーの1999年の講義録「Channels by Type」の第2巻「マニフェスター・チャネルとジェネレイター・チャネル」編を訳しました。英文は正味202ページ。その名の通り、36のチャネルの中でも、マニフェスター・チャネル(4つのモーターのセンターから喉センターに直接つながる経路)と、ジェネレイター・チャネル(仙骨につながる経路)についてラーが語っているものです。

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しかし内容的に詳しく触れられているのは、マニフェスティング(具現化)系の3本……「忙しく働くほど魅力的に見えるカリスマ」「誰にも干渉されずに働きたいマネーライン」「感情を優雅に表現する開放性」の3本です。特に「開放性」については、ここまで詳しい話を読んだのが初めてだったので参考になりました。

しかし講義の時期が古いせいなのか、今ではマニフェスティング・ジェネレイター・チャネルとされている「カリスマ」を、ラーがマニフェスター・チャネルとして紹介しているんですよね。今回の翻訳版では訂正しましたが、当時はそのあたりの用語が、まだ定まっていなかったんですかね。

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ジェネレイター・チャネルに関する説明は、分量がぐっと少なく、おおざっぱな程度で終わっています。まあ、ジェネレイター・チャネルについては「The Generator Book」 で詳しく述べられていますから、そちらがあれば良いでしょう。もちろん、この講義特有の説明もあって、それはそれで面白かったです。特にこの講義では、デザイン全体を特徴付けるフォーマット・チャネル(ルートと仙骨の間)の重要さにも触れていましたし、回路的な流れ(ストリーム)に関する言及も多いです。

またディフェンス回路の話の流れで「セクシャリティ」と「お世話」という、部族的な2大テーマにも触れ、そのライン的な役割にも話が及ぶのですが、正直その話題はセクシャリティの講義でいいじゃないかと思ったり。講義の途中で、受講者からの質問にラーが答える場面もあるのですが、そこもチャネルの話からはかなり逸脱していて、翻訳しながら『その話はもういいから、チャネルの話に戻ってくれ~』とか思ってしまいました(^_^;)

このまま引き続き、第3巻「プロジェクター・チャネル」編の翻訳に入り、10月・11月中になんとか訳し終わりたいなと。その次に訳すのは、セクシャリティのテキストですかね。この第2巻でも、セクシャリティの話題が出てきましたが、僕もあまりそこは掘り下げていなかったので、そろそろ手を着けるかと。とにかく英文の講義録は山のようにあるので、毎日少しずつでも訳していこうと思います。

 

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