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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】数字で自己価値を証明しようとする

Business Woman freelancer entrepeneur

今日も、Zoomにてフルリーディングでした。

今日の方は、感情権威の6/2マニフェスティング・ジェネレイターさん。もちろん6番ラインですので、人生の本番は小惑星キロン・リターン(50歳前後)以降となりますが、その転機を今年の春に迎えられたと。仕事の方は、上手くやれているし、お金も入ってきているのだけれど、何かこう、もっと「満足」する仕事に移りたいと思っているそうです。それがまだ見つかっていないのであれば、やはり一時の感情では決めず、何度も何度も感情の波を通過して見極めていただきたいと思います。

さらに今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は「ひとつずつ経験を終わらせていき、野心をもって新たな社会的立場に変容していく」でした。ある意味、今のお仕事も、もうやりきってしまったなら、手じまいにして、次のお仕事に行く時期なのかもしれません。やりきった経験に居続けても成長はしませんし、満足もしないでしょう。キロン・リターン前後の7年間が終わる3年後をメドに、新たな着地点に着いていれば良いのではないでしょうか。

また54番ゲート「野心」という意味では、お金を稼ぐことも大事になってきます。しかし今日の方は、自己価値が不安定だったため、自分がどれだけ稼げば良いのか、労働の代価としていくら貰ったら良いのかも、分かりにくいでしょう。

実際、ずーっと寝ずに働いていた時期もあったそうで、さすがにそれは働き過ぎじゃないかとも思うのですが、今日の方は34-57「直感的に危険を回避する」チャネルもあり、倒れるぎりぎりまで働いてセーフだったのでしょう。ただ、46番ゲート「肉体愛」もお持ちだったので、自分の肉体を慈しむことも大切です。ゆっくり寝たり、エステやマッサージに行って自分の体調を整えていくと、良い仕事にも出会えるはずです。

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そう、本来なら仙骨が定義されたジェネレイターですし、直観もあるのですから、ほどほどの労働量も分かっているはずなんです。そこで働き過ぎているのは、不安定な自己価値のせいかもしれません。今日の方も『働いていないと、自分には価値が無いんじゃないかと思う』と仰っていましたが、そこをこじらせると、自分に価値があることを証明するために働き過ぎてしまいます。

特に、顔見知りや仲間内でのビジネスでは、数字でのアピールが大切になってきます。たとえば『私は、年収1000万円です』とか『私は、10年間この仕事をしています』とか『私は、1000人のクライアントさんにサービスを提供してきました』と、数字を使ってアピールをするわけですね。それはそれで悪いことではないのですが、自己価値は最も不健康になりやすいため、お互いの数字を競い合い、自己価値を証明しようとする可能性もあるわけです。つまり『あら、私は年収2000万円よ、私の方が凄いのよ』とか『俺は、20年間この仕事をやっている。俺の方が価値があるぞ』『私の顧客は2000人よ、私の方が上よ』となるわけです。SNSのフォロワー数や、YouTubeの登録数、再生数なんかも、この競い合いにつながりますよね。

もしかすると今日の方も『私は毎日、寝ずに働いているのよ』『昨夜は2時間しか寝てないのよ(それも数字です)』『だから私の価値を認めてよ』とアピールしていたのかもしれません。それは不健康な領域ですので、無理はしない方が宜しいでしょう。いくら34-57「直感的に危険を回避する」チャネルがあっても、どこかで油断をして、身体を壊してしまう可能性もあります。そうすると50歳以降の本番が来ても、活躍できなくなってしまいますので、健康と労働のバランスもお大事に、ということですね。

 

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