本日2月1日14:46、水瓶座新月となりました。今回の月と太陽の位置をヒューマンデザインのホロスコープ上で見てみると19番ゲート「家族や仲間と触れあい、要求を伝える」になります。家族や仲間内などの身近な人間関係では、手をつないだり、肩を抱いたり、ハグしたり、殴ったりする等、直接触れあうことが重要になります。ある意味ここは「いちゃいちゃする」ゲートでもあり、家族や仲間をくっつける接着剤の役割も果たしています。
しかし今回の新月は、そのゲートの一番極端なところにあり、逆に19.6「世捨て人」「丘の上の愚者」という、家族や仲間から離れる位置になっています。ここでは、むしろ隠遁し、家族や仲間が近づいてきたら話をするのです。今回の新月に影響を受けすぎると、「世捨て人」のように孤立して苦しむかもしれませんのでご注意を。
さらに今回の新月では、地球と土星が手を組む位置にあり13-33「人々の秘密や人生経験を聞く」というチャネルがつながっています。この影響を受けて、誰かの内緒話を聞くことになったり、逆に自分の秘密がバラされる可能性もあります。僕自身、このチャネルがつながっていますし、それがメインテーマでもあるので、リーディングでは毎回毎回、お客様の秘密を聞いていることになります。
またこの13-33「秘密を聞く」チャネルは、人生経験の最終段階でもあります。人生経験は、ボディグラフ(チャート)の一番底で強制終了がかかり、新たな経験が始まります。そして新しい経験に仙骨で正しく『はい』と言って関わると天国に行けます。しかし仙骨反応を確かめずにその経験に関わると地獄に行きます。ところがその経験をしている真っ最中は、最終的に天国に行けるのか、地獄に行けるのかは、わかりません。ここは、ヒネリが入るチャネルですから、むしろ苦しい経験をした先に天国があったり、楽しい経験の最後で地獄に落とされるようなものです。
そのような経験をして、最終的に天国か地獄に行ったというオチがついたなら、ようやくそれをひとつのネタとして13-33「秘密を聞く」チャネルに話せるわけですね。よく「話す=放す」なんて言いますが、まさに13-33「秘密を聞く」チャネルにその経験を話した時、ようやくその経験を手放せるわけです。
しかし、たとえば恋愛で悩んでいる人が『私、彼と別れるかどうか、迷ってるのよね～』とその経験を途中で話すことがありますが、それはまだオチがついていない状態です。その段階で話されても、後から展開が変わるかもしれません。それは恐らく不満や怒りを吐き出したいだけなのでしょうが、そんなオチのついていない話をされて、あれこれ心配するのも面倒ですし、ホント言えば、別れるか、つきあい続けるか、決まってから話してほしいんですよね。
今回の新月で、何かしらの経験にオチがついて話せるようになったら19.6「丘の上の世捨て人」のところに行って、その経験を話し、その経験を手放せるかもしれませんね。
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