NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】魚座新月:まだやれることはないか、そして7つのセンター時代の戦争

Thinking

※2022年3月16日~17日 博多駅周辺にて対面リーディング募集中です。

※2022年4月7日~9日 名古屋駅周辺にて対面リーディング募集中です。

明日3月3日02:35、魚座新月となります。今回の月と太陽をヒューマンデザインのホロスコープ上で見ると63番ゲート「論理的に疑う」になります。ここは、将来のことを理詰めで考えていく位置です。「易経」では「完成した後」と呼ばれるゲートですが、ものごとが完成しても『まだ何かやれるんじゃないか』と、先々のことを考えてしまう位置なのです。そのため深く考えすぎると、将来の先行きを心配してしまうので注意が必要です。

今回の新月をさらに細かく見てみると、まさにその63.1「完成した後でも、さらに発展させられるか疑問に思う」にあります。ちょうど年度も終わりに近づき、学校を卒業するなど、今までのことを完成させる時期ですが『まだ何かやり残したことはないか』と理詰めで考えさせられる新月になりそうですね。

また今回の新月では、金星、火星、冥王星60番ゲート「制限」「限界」に入っています。まだまだ続くコロナ禍で、さまざまな制限が課される中、まだやれることは残っていないか、その可能性を論理的に探っていく時期なのかもしれません。

僕個人としても、昨年夏から入院していた父親が、ちょうど明日、ようやく別の施設へ転院することが決まりました。それもひとつの節目ですし、ひとつの「完成」なのでしょうが、それで療養生活が終わるわけではなく、やはりその先を、論理的に(医学的に)考えていく必要があるんでしょうね。

2022 Stop War - Ukraine

さて、引き続きウクライナでは戦火が続いておりますが、先日の日記でも書いたように、ロシアのプーチン大統領5/1直観マニフェスターウクライナのゼレンスキー大統領も4/6直観マニフェスターと、古い王様的なマニフェスター同士の戦争となっております。一般的に『マニフェスターは、自分に無礼を働いた相手は一生忘れない』と言いますが、お互いのプライドをかけて、勝つまで徹底的に戦うのでしょうか。プライドが高いマニフェスター同士だけに、お互いの「名誉ある停戦」に至る必要があるかもしれません。

特にプーチン大統領の場合、バリアブルが4つとも左向き=戦略的、計画的という、古いデザインです。この戦略的な左性は、1781年以前に生まれた、7つのセンターしかなかった人間たちのものです。つまり昔の人たちは、なにごとも戦略的かつ計画的にマインドを使って生きてきたけれど、今現在の9つのセンターという生命形態では、むしろ右性=場当たり的、受動的になっています。そしてゼレンスキー大統領のバリアブルが4つとも右向き、つまりレイヴ的だというのも非常に対照的ですね。

そもそも、戦略的に他国を征服するという行為自体、1781年以前の、7つのセンター時代のシロモノなのです。今現在の人類は、すでに9つのセンターに進化しているのだから、もうそんな旧時代の野蛮な行為は止めればいいのに、いまだに7つのセンター時代的な考え方(マインド)で『あっちの国を征服すればいいだろう』とか『こっちの国を倒さなければ負けてしまう』とか考えてしまうんですね。ヒューマンデザインの創始者ラーは、そういった7つのセンター時代の野蛮性を蔑称的に「殺人猿(キラー・モンキー)」と呼んでいます。

ロシア側の『短期間でウクライナを攻め落とせるだろう』という戦略的な計画が上手くいかなかったのも、そういったNot Selfのマインドによる決断だったからではないでしょうか。また2月17日の獅子座満月は29.4「あまりにも雑に関わり、周囲の人を怒らせる」でしたが、まさに雑に戦争を始め、世界中を憤慨させているとも言えます。そして戦争が始まったと同時に、太陽・地球が40-37「共同体」に入り、各国が協調してロシア側に経済制裁を加えたり、軍事援助を始めたのも、星の動きと合致しています。恐らくこの後、停戦に至ったとしても「その後のことを論理的に考える」ことになるでしょう。

まあ、こういった世の中で起きている戦争や事件についても分析できるのが、ヒューマンデザイン・システムの興味深いところです。ほとんどの方は、ヒューマンデザインについて『自分の取り扱い説明書です』と紹介されていると思いますし、それはそれで正しいのですが、より大きな時代性や、星の動きを見ることで、世相や、人類の変化まで見ていけるシステムだと思っています。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。