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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】冥王星逆行:冥王星の248年サイクル

※5月7日までゴールデンウィーク休暇とさせていただきます。

今日から、冥王星が逆行に入りました。冥王星は、10月9日まで逆行しますが、またその動きをヒューマンデザイン的に分析してみたいと思います。

そもそも冥王星は、太陽の周囲を248年かけて一周します。冥王星は、太陽系の中では一番遠い星ですので、その影響も薄いようにも感じますが、いやいや、ヒューマンデザイン的には、248年÷64ゲート=3.875年ずつ、ひとつのゲートに滞在し続けるため、その間は地球上にいる全員が、ずーっと同じテーマで条件付けられることになります。また、そのゲートのテーマが、濃厚かつ激烈に影響するとも言われているので、長期的に観察することが大切だと思うのです。

冥王星は今、山羊座の終盤の60番ゲート「限界」にありますが、水瓶座に入って少しすると41番ゲート「減少」に入ります。ここは始まりの位置であり、ゼロスタートの位置です。そして241年前、冥王星がこの「減少」にあった1781年に、人類は冥王星を発見し、それまでの7つのセンター構造から、9つのセンター構造へ突然変異したと言われています。それから241年経った今、冥王星は248年サイクルを一周して、またその「減少」、ゼロスタートの位置へ戻りつつあります。そして冥王星が再びその位置に戻る頃、2027年という、9つのセンター構造に完全対応したレイヴという新種が生まれてくると言われています。つまりこれから冥王星が移動する「限界」から「減少」へという推移は、単なるゲートの移動だけでなく、248年という冥王星サイクルの完結であり、レイヴ時代の到来でもあるわけです。

そんな新時代の節目を前にして、冥王星は逆行し、今いる「限界」から、9月5日にひとつ前の61番ゲート「神秘」に戻ります。そして10月9日に巡行に戻った後、11月10日にはまた60番ゲート「限界」に戻ってきます。そこから先は2024年4月12日まで、1年5ヶ月間、ずーっと60番ゲート「限界」に滞在し続け、そこからいよいよゼロスタートの41番ゲート「減少」に入るわけです。

実際の新時代は、日本時間2027年2月15日から始まると言われています。ヒューマンデザインでは7年間サイクルが基本ですから、その3.5年前から前段階に入るとすれば、2023年8月19日ぐらいから変化が感じられ、2024年4月12日の冥王星「減少」入りでスイッチが入り始めるのでしょうか。7年前から前段階が始まっているとすれば、2020年2月15日……だいたいコロナ禍が始まった頃ですね……

それはともかく、いよいよその「減少」入りを前にして、いったん弓をぐいっと引いて力を溜めるように、冥王星「神秘」まで逆戻りするのかもしれません。

いずれにしろ冥王星の影響(条件付け)は、最終的にネガティヴになると言われています。ここ数年は「神秘」的なことに引っ張られて上手くいかなかった人や、「制限」に苦しんできた人も多かったでしょう。しかし日本ではちょうどゴールデンウィークで、この冥王星逆行と共に『もう遊びに行ってもいいよね』的に「制限」が外れてきたように思います。そこからまた秋には「神秘」的なことに引っ張られ、本来の自分から外れてしまう人が出てくるんでしょうね。

となると今年の11月10日には、また「制限」の時期が戻ってきて、それが2024年4月12日まで延々続くことになります。再びコロナ禍が拡大するのか、それともまた別の「制限」が課されるかはわかりませんが、いずれにしろ心の準備だけはしておきましょう。

まあ、健康的に生きていれば、そういった「制限」があってもそれを受け容れ、本来の自分から外れることはないはず。また今年の秋に来る、2ヶ月だけの「神秘」にしても、妙にスピリチュアルなことに惹かれることもないでしょう。

ただ、最初にも書いたように、冥王星の影響は濃厚かつ激烈ですから、完全にスルーするのも難しいでしょう。あくまでも影響は受けつつ、引っ張られ過ぎない、というスタンスで是非、冥王星の影響を観察してみてください。

 

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