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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】射手座満月:アイデアを受け取ってくれる同志

Lady drinking wine on a sunny terrace

本日6月14日20:52、射手座満月となります。今回の月と地球の位置をヒューマンデザインのホロスコープ上で見ると11番ゲート「アイデア(思想)」人生哲学」のゲートになります。「思想」や「人生哲学」と言っても、決して難解なものではなく、人生の酸いも甘いも味わった経験豊富な女性が『男ってそんなもんよ』と言うのもその一種です。それも人生経験に裏打ちされた、その人の哲学なり真理ですからね。

では、たまにはMaia Mechanicsの画像も使ってみましょう。せっかく月額13ドル(現在1755円)の有料プランを使ってますからね。

今回の満月の位置をさらに細かく見ると11.1▲「同じ目標と志を持った人たちと一緒にいる」「自分のアイデアを評価してくれる人と出会う」にあります。たとえどんなに素晴らしいアイデアや思想を持っていても、それを誰も受け取ってくれなかったら寂しいですよね。しかしこの位置には「正しい時に正しい場所にいる」という意味もあり、あなたのアイデアを受け取ってくれる同志がいるなら、それはあなたにとって正しいタイミングであり、正しい場所ですよ、という意味です。

ただ、ここで言う「正しい」は「楽しい」とは限らないんですよね。また「上手くいく」とも限りません。たとえば、間違ったアイデアや思想を持っていたなら、それが失敗して痛い目に遭うのが正しいのです。自分のアイデアを受け取ってくれる人がいて『やったあ!』と喜んでいたら、結局そのアイデアは失敗してしまった。でもそのおかげで『私の考えは間違っていたんだな』と気づけたなら、それが正しい人生経験となるわけです。このゲートは、そのように「酸いも甘いも」経験することで智慧を蓄えますから、人生で苦労している人も多い印象です。でもその経験が、自分のしゃべりネタになっているんですよね。

では画像をダークモードに切り替えて、今回のトランジット(その時の星の位置)に引っ張られた場合の不健康な状態を見てみましょう。今回の満月での間違った観点は「生存」、間違った動機は「欲望」です。つまり今回の満月に影響され過ぎると『このままじゃ生き残れないんじゃないか』ということばかりに目が行ってしまいます。今の仕事じゃマズいんじゃないか、もっとお金を稼いだ方がいいんじゃないか、安定した仕事に就いた方がいいんじゃないか……といったことを見てしまうのです。そこから間違った動機に導かれ、自分がリーダーになりたいという燃えるような欲望が生じ、決断したり、行動してしまうでしょう。

本来デザイン的に、「生存」を見つめて「欲望」から決断するのが正しい人もいらっしゃいます。あくまでも健康的に『今のままじゃ生き残れないから、あれをやりたい、これをやりたい』と決断する人もいるのです。

しかし星からの条件付けに引っ張られてNot Selfになると、自分が生き残ることに必死になり、リーダーになろうと必死になるでしょう。この「必死」というのがNot Selfのキーワードです。余裕も無く、ユーモアも無く、取り憑かれたようになってしまうのがNot Selfです。身近なところで、そのように必死に生き残ろうとする人や、必死にリーダーになろうとする人を見かけたら、ああ、満月に引っ張られてるなと思って観察してみてください。

 

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