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昨夜7月29日02:55、獅子座新月となりました。今回の月と太陽の位置をヒューマンデザインのホロスコープ上で見ると31番ゲート「人々を導く影響力」というゲートにあたります。ここはリーダー的な位置ですが、どちらかと言えば、大統領のように人々の前に出て影響力を発揮する位置です(裏方的リーダーはまた別です)。その影響力も、選挙などを通して、周囲の人たちから招待されてから発揮する必要があるわけです。
さらに今回の新月を細かく見ると31.4▲「人々を導く意図を表明し、公的に認められる」となります。選挙で選ばれるにしても、まずは選挙演説のように『私はこれこれこのように皆様を導くつもりでございます』と発信するわけです。
と言っても今回の新月に影響され、不健康(Not Self)になると「自分のことだけ見てしまい、欲望から決断してしまう」と出ています。みんなのリーダーになりたいとか、リーダーとして認められたいという、自分の欲望ばかりに目を向けて立候補してしまうと、たとえそういった役職に就いても、最終的には苦味を味わうのではないでしょうか。
また地球は41番ゲート「想像力や妄想」「他人の感情に火を点けようとする」にあるので『私にはこんなアイデア(妄想)がありますよ』『こんなアイデア(妄想)を実現してみませんか？』的なアピールをして、人々を焚き付けようとする可能性もあるのです。
一応、今回の新月では、太陽・月と手を組む７番ゲート「人々の役割」という位置に水星が入っており、チャネルとして7-31「将来的かつ論理的なリーダーシップ」という力になっています。まあ、４番ラインと６番ラインのつながりですから、バチッとはハマッていませんが、この７番ゲート「人々の役割」というゲートが裏方的なリーダーです。人々の資質を見極め、適材適所に配置するのがこのゲートです。とは言え、このチャネルに引っ張られ過ぎても不健康になりますから、この時期は『俺がリーダーになる( なりたい)！』『みんなを導く(導きたい)！』なんて言い出す輩がいたら注意した方がいいでしょうね。
ちなみに僕はこの７番ゲート「人々の役割」というゲートだけ持っているため、このチャネルのつながりから不愉快なプレッシャーを受けてしまいます。実際ここ数日、家族の入院費やら何やらの、まさに将来的かつ論理的なお金勘定を考えたら、気持ちがどんよりしてしまいました。いったいいつまで入院するんだろう……みたいな。まあ、それも一時的な影響なので、さっさと振り払いたいですねえ(^_^;)
さらに今日から、木星が逆行に入りました。木星は現在17番ゲート「論理的な意見を受け容れ合う」(これも論理性)にあります。そして9月25日から、ひとつ前の25番ゲート「無邪気な魂」というゲートへ戻ります。占星術的には魚座領域まで戻りますが、ヒューマンデザインのホロスコープ上では、あくまで25番ゲート「無邪気な魂」の範囲内です。そして木星は11月24日から順行に戻り、来年1月20日まで約４ヶ月間25番ゲート「無邪気な魂」に滞在します。なかなか長いですね。ある意味、これから来年1月まで、自分個人の魂を見つめ直す時期なのかもしれません。
じゃあ「無邪気な魂」って何かと言えば、子供のような邪気の無さです。大人になるにつれて、ついつい『ああしたら、こうなるんじゃないか』という邪気(Not Selfのマインド)をもって行動しがちですが、本来、子供にそういう邪気はありません。子供は『体力が鍛えられるかもしれないから鬼ごっこをしよう』とか『字が覚えられるかもしれないからこの絵本を読もう』なんて思わないんですよ。子供は、ただ鬼ごっこがしたいから鬼ごっこをするし、絵本を読みたいから絵本を読むんです。そこには一切の理由もなく、意図もなく、計画もありません。ただ無垢に、したいことをするわけです。
今回の木星逆行によって、まず自分の「論理的な意見」を見直しつつ、9月25日からは「無邪気な魂」……本当に自分の魂がそれを望んでいるかどうか、という見直しが始まるのかもしれません。何の理由もなく、その仕事をやりたいとか、その仕事を辞めたいとか、あの人とつき合いたいとか、別れたいとか、そういう見直しをするんでしょうね。
もちろん、何の理由もなくそこへ飛び込んだり、そこから脱出するには勇気が必要になります。そこから先どうなるかは、何も見えていませんし、お先真っ暗です。それでも魂がそこへ行きたがっているんだから行ってしまえ！という、魂のバンジージャンプができるかどうか、それを確認する４ヶ月になるでしょう……
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