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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【読書】「いいお店のつくり方 保存版」

※2022年12月13日~17日 広島・博多にてリーディング募集中です。

※12月18日~2023年1月6日まで年末年始休みとさせていただきます。

先日、長野に行った際、街をぶらぶらするうち「ch.books」さんというお店に入り、ふと「いいお店のつくり方 保存版」という本が目にとまり、面白そうだったのでその場で購入。コーヒーも注文して、しばらく店内で読みふけってしまいました。

内容は、雑誌「IN/SECTS」に2016年~17年に掲載された個性的なお店の経営者さんへのインタビューと、さらにそれから6年経った2022年、コロナ禍を経て、同じお店の経営者さんにあらためてお話を伺うという、二部構成になっています。

ヒューマンデザインでは、自分らしく生きてくると独特な決断をするようになる、としていますが、本書に登場する方たちの決断や運営形態もとても独特です。たとえば……

・フランス料理店だけど、店主のお子さんの部屋が併設されている。

・立ち飲み屋だけど、駅から遠い住宅街にある。

・コーヒーの焙煎所だけど、儲かるテイクアウトはやらない。

他にも、店名にしても、立地にしても、お店を立ち上げる際の資金にしても、一般的ではない決断ばかりで非常に面白い。そしてコロナ禍を経て、そのこだわりを貫くお店もあれば、意外とあっさり運営形態を変えるお店もあり、良い意味で執着が無いなあと。

 

日本のヒューマンデザイン活動者も120人ほどいますが、これも自分のお店作りと一緒で、個性的な活動形態の方がいらっしゃるでしょうし、実際に個性が求められるでしょう。よく「誰からヒューマンデザインを教えてもらうかが大事」なんてことも聞きますが、ありきたりで均質化されたビジネスライクな活動形態では、むしろ「はいはい、そういう人はよくいるよ」と思われるでしょうし、埋没するだけかなと。

そしてヒューマンデザインという小さな業種ですら個性が求められるんですから、もっと人数の多い世界……星占い、心理カウンセリング、コーチング、アロマ、ヒーリング……といった業界になりますと、より個性化、差別化が必要になるかと思います。そこで「じゃあ、私の個性ってなに?」と悩む方も出てくるでしょうし、それを解き明かすのもヒューマンデザインの仕事の一部になるかなと。

 

僕自身、いまだに顔写真は出していないし、メルマガもYouTubeもクラブハウスもやっていないし、リーディング一本だけという意味では変わっているのかなと。先日もお客様から「申し込みの入力フォームが無い人を初めて見ました」と言われましたが、そういうシステムが無くても、なんとかなっているんですよね。わざわざ毎回レポートを作ったり、リーディングにホテルのラウンジを使ったり、赤字になるかもしれないのに出張に行ったりするのも、それが自分が思う「いいお店」的な活動形態なのです。まあ、今の活動形態をずっと続ける必要もなく、また違った形で活動するかもしれませんが、自分なりにヒューマンデザインの「いいお店」でありたいとは思っております……

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

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