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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【読書】「崩壊学(コラプソロジー) 人類が直面している脅威の実態」

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昨日今日とリーディングレポートを1本ずつ仕上げ、今日は午後から買い物に。しかし、ららぽーと東急ハンズで文房具を買おうと思ったら改装休業。仕方なくバスで津田沼に出て丸善に行き、買い物ついでにロイホに入り、あんみつ食べながら読書タイムです。相変わらず「小学生時代の土曜日」のような、半日仕事、半日遊びの日々です。

そんな今日は不吉な「13日の金曜日」。それに合わせたわけでもないんですが「崩壊学 人類が直面している脅威の実態」を読んでいました。こちらは、すでに人類が抱えているエネルギーと資源の枯渇問題や、潜在的な金融・経済危機により、いずれ社会全体が崩壊し機能しなくなる、それを具体的に予測しつつ、いかに移行(トランジション)していくか……という内容です。原書が発売されたのは2015年なので、まだコロナ禍前でしたが、実際にここ2~3年の社会的危機を経験している今読むと、これから先もまだまだ崩壊に向かう変化が起きていくのだろうなと感じました。

ヒューマンデザインでも、グローバル・サイクルという時代性の分析がありますが、それを見ても、1615年から400年以上続いた部族的共同体(家族や仲間内で支え合う)の時代が終わり、2027年2月15日からは個人性(ワガママ)の時代に移行すると言われています。それに伴って時代的なテーマも変わり、40-37「共同体」チャネル的な支え合いは無くなり、42番ゲート「成長」戦略の時代も終わりを迎えます。そこで国家、地方自治、企業といった共同体組織も機能しなくなるし、実際に昨今の世界情勢、国内情勢を見ても、まさにそうだなあと。また人類全体の生殖能力が低下し、人口が激減していく……という創始者ラーの言葉も、各国の少子化問題を見ればその通りなのです。

そして2027年2月15日から、グローバル・サイクルは6番ラインの時代に入りますが(恐らく約70年間)、6番ラインのキーワードにも、まさに「推移(トランジション)」があります。本書でも「トランジション運動」=エネルギーは無く、気候も不安定な世界でも悲観的にならず、新たな生活形態を創造する、が紹介されていますが、たしかにそのような「楽観主義(これも6番ラインのキーワードです)」が2027年以降には支配的になるのでしょう。僕自身、6番ラインを10個持った、プロファイル6/2ですから、今から崩壊していく世界を見据えつつ、その先も楽観的に暮らしていくでしょうね。

また、先見性がある人たちは、すでに必死に働く仕事から脱したり、都会を離れたり、生活コストのかからない人生にダウンシフトしたりと、崩壊に備えているかのように推移しています。都心のタワマンに住んで高級食材を惜しげも無く食べまくるようなライフスタイルも、そのうち金融危機や食糧不足によって崩壊するのかなと。

恐らく2020年から始まったコロナ禍は、2027年以降の崩壊の予告編だったと思います。でも、あのコロナ禍で、僕自身はダメージを受けなかったし、生活もたいして変化はなく、マニフェスターとして「平和」を感じていました。それは僕のところにいらしたお客様たちの多くもそうで、たとえ世界や社会が崩壊していっても、それなりに穏便に暮らせるものだなと。むしろあの予告編の段階でダメージを喰らっていたのは、恐らくNot Self(不健康)な人たちで「そろそろ本来の自分を取り戻さないと、これからの本格的な崩壊を乗り切れないぞ」というメッセージだったのではないでしょうか。

そして先日も書きましたが、時代が変わる2027年2月15日の3.5年前として、今年2023年8月19日あたりも、ひとつの区切りになるかもしれません。そこでエネルギー危機か、食糧危機か、戦争か、はたまたコロナか、自然災害かわかりませんが、全世界規模でもう一歩、崩壊に向かって進むようにも感じています。まあ、この悲観的な予測は外れてほしいんですけどね(^_^;)

 

ヒューマンデザインも、今までは単純に「本来の自分を取り戻しましょう」程度のメッセージで良かったのでしょうが、そろそろ2027年以降の崩壊を前にして「今のうちに本来の自分を取り戻しておけば、これから先、社会が崩壊していく中でも、心穏やかに生きていけますよ」と伝えていった方が良いのかもしれませんね……

 

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