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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】より深いチャネルの見方:定義センターにある活性化ゲート

今日もオンライン懇親会でした。今回は、より深いチャネルの分析方法として、チャネルとして繋がっていないけれど活性化されているゲートについての話になりました。

上の図は、僕のボディグラフですが、未定義(白い)センターにあるゲートのことを「休眠ゲート」と呼びます。この休眠ゲートは文字通り、普段眠っていて、反対側のゲートを持った人と出会ったり、反対側のゲートに星が入ってきた時に活性化されます。しかしこの休眠ゲートは不健康(Not Self)になりやすく『反対側のゲートとつながりたい、反対側のゲートが欲しい』と思ってしまいます。しかし反対側のゲートは元々ありませんから、求める必要はありませんし、無くて良いのです。

僕のボディグラフで言えば、2番、3番、59番ゲートがあれば良いなあと思っても、そこがチャネルとしてつながってしまうと仙骨センターが定義され、ジェネレイターになってしまいます。また38番、58番ゲートがつながるとプロジェクターになってしまいます。さらに48番ゲートがつながると、直観権威のマニフェスターになってしまいます。いやいや、僕はエゴ権威のマニフェスターが良いのです。ジェネレイターとして労働はしたくないし、プロジェクターのように招待も待ちたくないし、1回しかピンと来ない直観を捉えるのも面倒ですよ。やっぱり本来のエゴ権威のマニフェスターが良いんです。

一方、定義(色が付けられた)センターにあるゲートは「活性化ゲート」と呼ばれています。僕で言えば、定義されたアジュナ・センターにある17番、11番ゲートはチャネルとしてつながっていないものの、活性化されているし、眠ってはいません。そのエネルギーはどこへ行くのかと言えば、アジュナ・センターから喉センターへつながっている43-23「構築」チャネルに流れ込むんですね。

17番と11番ゲートからすると『俺たちチャネルになってないけど、反対側の喉センターに行きたいなあ。だったら43-23を通って行けばいいや』という感じです。

つまり僕の43-23「構築」チャネルは、43番ゲートと23番ゲートだけの純粋なエネルギーではなく、17番ゲート「意見」の論理的な意見も含まれ、11番ゲート「アイデアの人生哲学も入っているんですね。ですから、僕のマインドから出てくる言葉も、独特(43-23の個人性)であり、論理的(17番ゲート)でもあり、人生経験的(11番ゲート)でもあると。

さらにGセンターの7番ゲート「論理的な役割」も、チャネルにはなっていないけれど活性化ゲートです。この7番ゲートも喉センターへ行きたいはずですから、喉センターへ向かう13-33「放蕩息子」チャネルへ流れ込んでいます。ですから、僕が13-33「放蕩息子」で相手の話を聞いた場合、その人の役割や立ち位置について論理的に方向性を示しているのでしょう。多分リーディングではそれをやっているかなと。

また、7番ゲートは喉センターに行きたがっているとは言え、同じGセンターの25-51「イニシエーション」チャネルにも流れ込んでいると思われます。25-51「イニシエーション」は、虚空や霊的世界に向かって飛び込む勇気を示すチャネルですから、僕自身が『よし、俺は自分本来の立ち位置に飛び込むぞ!』という勇気になったり、あるいは13-33「放蕩息子」でリーディングした相手に『あなたも、自分本来の立ち位置へ飛び込みなさい!』と25-51「イニシエーション」で勇気づけているかもしれませんね。

また、僕のGセンターでは46番ゲート「決心」も活性化されています。このゲートは本来、反対側の仙骨センターに行きたいのでしょうが、仙骨に向かうチャネルはつながっていないため、『まあいいや、喉とハートセンターに行こう』という感じで、13-33「放蕩息子」25-51「イニシエーション」に流れ込んでいるはずです。ある意味、つながったチャネルが、活性化ゲートの逃げ道になっているんですね。

となると、25-51「イニシエーション」7番ゲート「論理的な役割」に加えてさらに『俺は、自分本来の立ち位置に飛び込むぞ!』と46番ゲート「決心」してその経験に関わり続ける力になるでしょうし、他人に対しても『あなたも自分の立ち位置に覚悟して飛び込み、その役割をやり続けなさい!』とエンパワーしているのかなと。

また46番ゲートは「肉体愛」のゲートでもあるので、13-33「放蕩息子」7番ゲート「論理的な役割」でリーディングした時に『あなたは仙骨が未定義の人なのだから、労働する人ではないし、その役割に合わせて肉体を大事にしなさいね』とかよく言っている気がします。

このようにチャネルになっていない活性化ゲートも、別のチャネルを通して発揮されますし、この見方を覚えておくとチャネルの理解もより深まるかと思います。

このゲートとチャネルの見方は、正規の授業でも習わなかったはずですが、「Generator Book」「Design Concept」で創始者ラーが語っていた分析方法であり、ラー直伝?の解釈方法です。僕自身、2020年に「Generator Book」を訳した時に『えっ、そうなの!?』と思ったぐらいです。ただ、結構細かい分析になるので、フルリーディングのレポートにもここまでは書いていませんけどね……(^_^;)

この記事を読んでいる皆様も、あらためて自分のチャネルに流れ込んでいる別のゲートの力を確認してみると、自分のチャネルの独特さが分かるのではないでしょうか。

そして本日1月22日16:39に、ヒューマンデザイン的な新年、Rave New Yearとなりました。このRave New Yearについては来週(明日・明後日はまた別の記事を書く予定なので)、あらためて分析しますが、とりあえず非常に感情的な一年になりそうですね……

 

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