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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】88枚のタロット?

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今朝は6時過ぎに起床。いつも通り朝風呂に入り、ストレッチしてからの洞窟メシです。窓から首相公邸を見下ろしながらコンビニ飯食べるのって、偉そうなんだか、そうじゃないんだか(^_^;)

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ホテルは9時過ぎにチェックアウトして、JR四ツ谷駅まで歩き、中央線に乗って吉祥寺駅に到着。以前も何度か吉祥寺の星乃珈琲店でリーディングしたのですが、場所的にちょっと雰囲気が暗く、リーディングも上手くいかなかったので、今回は京王の駅ビル、キラリナ7階に入っている椿屋カフェにしてみました。今日、実際お店に入ってみて、うん、こっちの方が良いなと。

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そんな今日の方は、仙骨権威の6/2ピュア・ジェネレイターさん。すでに人生の本番である小惑星キロン・リターン(50歳前後の転機)を6年前に迎えられ、その前後7年間ゾーンも過ぎていたため、すでに人生の着地点にいるはずです。ご本人はあまりその実感は無かったようですが、精神世界の第1クォーター生まれとして、目に見えない世界にも関わっているそうなので、屋根からは下りているのかなと。

またジェネレイターとして、今の仕事に不満はないけれど、仕事を変えたい意欲もあるそうです。まあ、愛と方向性のGセンターが未定義でしたから、特に一貫性を持つ必要も無く、さまざまな経験を渡り歩くのも宜しいかと思います。

そんな今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は受肉(転生)のクロス」「周囲の人々に、過去世的な感覚を与える」でした。このクロスに生まれると、過去世の記憶を覚えているそうですが、僕がお会いした範囲で言うと、実際に過去世を実感されている方もいれば、そんな感覚は全然無いという方もいらっしゃいました。今日の方も、明確な過去世的な感覚はないけれど、幼い頃から木版画調の童話が好きで、後に木版画的なタロットにも惹かれ、今ではそれを使ってカウンセリング的なこともされているそうです。もしかすると過去世で、タロットという異文化に触れていたのかもしれませんね。

ちなみに今現在、翻訳している「Rave Cosmology I」で、創始者ラーが珍しくタロットについて語っている部分がありました。ラーは、視覚的なものが好きなので、タロットにも惹かれたけれど、今現在のタロットは、本来の姿からかけ離れているため、それをヒューマンデザインの総合性に組み入れることはしなかったと。

じゃあ本来のタロットって何なのか?と言えば、ラーが「Voice」から聞いたところによると、4500~4000年前のエジプト人は、生まれる88日前からの、88段階の順番を理解していて、本来のタロットもその順番を示す道具だったというのです。今現在、一般的に流通しているタロットは78枚デッキですが、現存する世界最古のタロットと言われるキャリー・イェール版は86枚デッキです。ラーは、その本来のタロットから「まるで壊れた電話のように(伝言ゲームのように)」内容が変わっていったと言っていますが、もしかしたら、88枚→86枚→78枚という形で流布されたのかもしれませんね。

しかし昨年読んだ「オカルトタロットの歴史」でも、タロットの起源をエジプトだとする説は後付けだとしており、歴史学的にも、タロットは15世紀前半に北イタリアで発祥したとされています。なのでラーが言う、エジプトうんぬんも、歴史学的には立証されていないことになりますね。

とは言え、エジプト神話の智慧の神トートは、後にギリシア神話の科学の神ヘルメスと同一視され、ヘルメス思想と呼ばれる魔術、錬金術占星術を総合した知識体系となり、それが現代(1781年以後)のタロットの権威付けにも用いられてきましたが、そもそもヘルメス神って、ローマ神話ではメリクリウス、英語で書けばマーキュリー=水星です。そしてヒューマンデザインのデザインとパーソナリティを分ける「88日前」も、水星の公転周期から来ているので、何か関連がありそうにも思えるんですよね。特に「Rave Cosmology I」を訳していくうちに、水星という星がかなり独特で、人類にとって非常に重要だとわかったので、このタロットの話はとても印象的でした。

まあ、その88段階がどういうものなのかは分かりませんが、もしヒューマンデザインのタロットを作るなら、88枚構成のデッキになるのかもしれませんね。

 

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