明日3月23日21:14、冥王星が水瓶座に移動します。と言っても、冥王星は5月2日から逆行し、6月11日にはまた山羊座に戻るので、2ヶ月半ほどの滞在となります。冥王星が本格的に水瓶座入りするのは来年2024年以降ですから、今回はまだ予告編という感じでしょうか。しかし冥王星は十数年周期で星座を移動しますし、現在の山羊座に入ったのも2008年11月です。そこから15年ほどのサイクルが終了し、次のサイクルへ向かうわけですから、その時はよくわからなくても、後から振り返ってみれば、ひとつの大きな区切りになるのではないでしょうか。
僕自身が生まれた1969年、冥王星は乙女座にありました。そして1971年から天秤座に入り、1983年には蠍座に入り、1995年から射手座に入り始め、2008年末から山羊座に入って行きました。
これを僕自身の人生で振り返ってみると、冥王星乙女座期はまだ赤ちゃんで、天秤座期は幼稚園～小学生～中学生～高校入学、蠍座期は高校生～浪人生～大学生～社会人、射手座期は社会人～作家、山羊座期は作家～ヒューマンデザイン、となります。
実際このBlogも……元々は冥王星射手座期の2005年に旧blogを始めて、その記録は取ってありますが、現行のこのBlogに移行する際に、2008年以前の記録はカットして、2009年以降の記事だけを残してあります。つまりこのBlogそのものが、僕にとって冥王星山羊座期の記録なのです。なぜか不思議と、2008年以前の記録は、あまり重要ではないと感じるんですよね。もちろん、当時はまだ不健康(Not Self)でしたし、6番ラインとして屋根の上でのんびりしていた時期ですから、たいしたことはしていなかったのでしょう。しかし2008年に冥王星のパワーが、山羊座＝太陽水瓶座生まれから見て12ハウス＝自分の隠された部分にじわじわと入ることによって、本来の自分を取り戻すプロセスが始まり、それを記録してきたようにも思います。
僕自身、ここで自分の太陽星座＝水瓶座に冥王星が入って来ることにも注目しております。第1ハウスに冥王星が入ると、自分自身が変容し、野心的なパワーが湧いてきたり、それが自分には扱いきれない力となるかもしれない、とか申します。実際、ひとつ前の山羊座生まれの人たちを見てみると、たしかにこの十数年、Not Self的な野心に取り憑かれた人や、その野心が膨らみすぎて弾けちゃった人や、変容そのものに苦しんでいる人も見かけました。そういう意味ではなかなか怖いのですが、あくまで自分の「ストラテジーと権威」に従えば、この時期も「平和」に暮らしていけるでしょう。
一応、ヒューマンデザインでは、自分がどの惑星から最も影響を受けるかも導き出せます。大半の人は火星から最も影響を受けやすいのですが、僕自身は、冥王星から最も影響を受けやすいデザインになっています。
さらにヒューマンデザイン的に言えば、僕は無意識(出生の88日前)には蠍座生まれになります。蠍座から見れば、水瓶座は第4ハウス＝家族、居場所です。つまりこれから先の冥王星水瓶座期には、無意識に、家族や居場所が変容していくのでしょう。
そういった予告編が、これから2ヶ月半で現れるかどうか、要観察ですね。
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