今日も、月例のオンライン懇親会でした。今回も前回同様、PHSの「自分にとって正しい環境」についての話題がメインでしたね。
PHSの「食事」も「環境」も、その人の無意識の肉体・行動面(誕生日の88日前)で決まります。創始者ラーは、自分らしく生きていれば、無意識に正しい「食事」方法を選ぶし、無意識に正しい「環境」を選ぶはずだと言っています。これがレイヴ心理学の「観点」「動機」となると、思考的なマインド面(誕生日)で決まるため、本来の自分とは正反対のものを見てしまったり、正反対の動機で決断してしまいますが、無意識の肉体は勝手に、自分にとって正しい「食事」や「環境」を選ぶと。
しかし今日ご参加された方の話を聞いても、自分らしい「環境」を選べていない場合も多々ありました。本来は低いところにいるのが良い「谷間」の人が、マンションの高層階に住んだり、高層階で働いて体調がおかしくなったり、本来は水辺の近くにいるのが良い「海岸」の人でも、水辺から離れてしまった時は調子がよくなかった等々です。
創始者ラー自身は「自然の海岸」の人ですが、彼が生まれ育ったカナダ、モントリオールの街を見てみると、川の中州のような都市構造になっています。またラーは、イビサ島という、やはり「海岸」的な場所でヒューマンデザインの啓示を受けています。そのようにラーも、水辺に住んでいた時は良かったけれど、水辺から離れて生活していた時期が最悪だったと述べています。
ひとつ不思議なのは、ラー自身はGセンターが定義されているため、場所からの影響は受けにくいデザインです。今日ご参加された方たちも、Gセンターが定義されていても、やはり正しくない環境にいた時は調子が悪かったそうです。となると、Ｇセンターが未定義(白い)の、場からの影響を受けやすい人たちは、もっと致命的な影響を受けることになりますし、本当に住む場所、働く場所が大切になってくるでしょう。
しかしこの「谷間」だの「海岸」だのという、環境の名前にこだわり過ぎる必要もないと思います。結局、その人自身がそこを「海岸」だと感じて心地良くいられるなら、それでいいわけです。たとえば同じモントリオールの街に住んでも、ラーはそこを水辺の「海岸」と感じましたが、他の人はそこをビジネス環境として「市場」と感じるかもしれませんし、変化のある街として「台所」と感じる人もいるでしょう。
僕も先日、初めて入った丸の内のCoffee Machineさんが妙に心地良く、飲み物もおかわりして１時間半近く「平和」でいられましたが、僕自身の正しい環境である「洞窟」的な個室ではなかったし、ボックス席ですらありませんでした。でも結局、肉体が無意識にずーっとそこに居たがったということは、自分にとって正しい「環境」だったのでしょう。
そして「環境」を選んでいるのは、あくまで無意識の肉体であって、意識的なマインド(思考)ではありません。マインドが『私は自然あふれる田舎暮らしがしたい』と考えていても、肉体的には都会的な環境が合っている場合もあります。特にコロナ禍以降、都会を離れて地方へ移住する方も増えたようですが、都会を離れて初めて『あっ、やっぱり私は都会暮らしが合っている』と気づいた方もおられるでしょう。
逆に、マインドが『私は大都会で暮らしたい』と考えていても、肉体的には自然の風景が見える環境が合っている場合もあります。これから新年度、入学、進学、就職シーズンで、地方から都会へ出てこられる方も増えるでしょう。それもやはり、自然あふれる地方を離れてみて初めて『山も川も海も見えない、やっぱり都会は合わない』と感じられるかもしれません。
そして自分にとって正しい「環境」にいれば、正しい相手と出会えると言われています。もし(異性、同性、恋人、友人を問わず)出会いが無いなら、そこはあなたにとって正しい環境ではないのかもしれません。若い女性が『出会いが無ーい』と嘆いている場合、自分にとって合わない環境で相手を探しているのでしょう。『都会の方が男性の人数が多いから出会いも多いだろう』と考えても、意外と人口の少ない地方都市で彼氏が見つかったりするわけです。逆に『都会は人が多すぎて、婚活競争も激しいから、なかなか相手は見つからないだろうな』と考えても、意外とさくっと、彼氏が見つかってしまうとかね。それもすべて、自分のマインド(思考)は自分の役には立たない、ってことですね。
このように、自分に合わない「環境」にいると、体調もおかしくなるし、仕事も上手くいかないし、出会いも無いわけです。そして「不満」や「怒り」や「苦味」や「失望」を味わうことになりますので、Ｇセンターが定義されている方も、そして特にGセンターが白い方は、住む場所、働く場所についてご注意ください……
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