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作家 ヒューマンデザイン・システム認定プレアナリスト+LYDガイド 市川丈夫のBlog

ゼブ・ベン・シモン・ハレヴィ「カバラ入門 生命の木」

カバラ入門―生命の木 (スピリチュアル・シリーズ)

カバラ入門―生命の木 (スピリチュアル・シリーズ)

 

タロットカードでも引用される「生命の木」について、もっと詳しく知ろうと、ゼブ・ベン・シモン・ハレヴィの「カバラ入門 生命の木」を読んでいます。カバラとは、ユダヤ民族に伝わる神秘思想で、その象徴とも言うべき「生命の木」は、マクロコスモスである宇宙から、ミクロコスモスである個人を表したもの、ぐらいの知識はあったのですが、本書では「生命の木」を、国家、経済、恋愛にもあてはめて解説しており、あわゆる事象を、10のセフィロト(球)と22の小径、4世界などで表しています。

各種タロット本でも、「生命の木」については触れられていますが、やはり「生命の木」そのものについて詳解した本を読むと、理解も深まります。10のセフィロトで人間の心身を解くあたりが興味深く、欲望、意欲や決断力などが、足りなくても、多すぎても支障をきたし、それらすべてを意識しつつ、自らを中庸にコントロールするのが大切だなと。

そういったカバラ思想における理想の人間像を念頭に置くと、タロットカードによる内観、あるいは他者を見る目も、理解が進むと思います。自分の周囲にいる自己中心的な人に対しても、「ああ、あの人はイエソド(自意識)だけに集中しすぎてるな」などと洞察でき、作家として人間を描くうえでも、非常にためになるメソッドではないかと。

ユダヤ思想と聞くと、金銭にまつわる話をつい連想しがちですが、ヨーガにも似た自分を律する考え方は、学べる部分が多かったです。