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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【日常】愛玉子と「イッセー尾形のひとり芝居」の日

今日は、まっつんと一緒に深川へ。富岡八幡宮深川不動にお参りした後、参道の薬膳カフェに入り、初めて愛玉子(オーギョーチー)あんみつを食べました。それ自体あまり味はないけど、食感がとろとろで優しい感じ。さらにカフェ・デザール・ピコにも行ってみたら、僕ら以外のお客さんが、お爺さんお婆さんばかり4グループで、さらに後から入ってくるのもお年寄りばかり(計20人)と云う妙な日でした。何十回も通ってるけど、あんな客構成初めてだったなあ~。

日も暮れた頃、まっつんと一緒に大手町の日経ホールにて「イッセー尾形のひとり芝居 わたしの大手町2010」を観劇。サラリーマン、お局OL、ホテルマン等を15~20分ずつ演じ分け、それぞれ実在してそうな、でも実在してなさそうなキャラクターで笑ったけど、むしろ僕が面白いと思ったのは、ひと芝居終わった後のひとときでした。本来なら幕間として、演者は舞台から引っ込むはずなのに、そのまま舞台脇に揃えられた衣装に着替え、汗を拭き、水を飲む、 と云うイッセー尾形の準備を、お客さんはじっと待っていて、メイクが進むにつれ「次はどんなキャラだろう」と予想しながら待つんですよ。そして新しい芝居が始まるや、第一声で予想を裏切るセリフを言うと(笑)。大昔の落語では、噺家が高座に上がった後、お茶をすすったり、 煙草を吸う間合いがあって、お客もそれをのんびり待ってたらしいけど、 待たせる演者の魅力、待つお客の余裕みたいなものを感じた夜でした。