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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

「生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害」

今日は、断捨離がてら神保町にてお茶会。知り合いさんたちとあれこれ話してきたのですが、その中で最近ネットで見かけた「映画やドラマ等で、他人が失敗するシーンを観るのが辛い問題」も話題に上がりました。劇中などで登場人物が失敗するのが分かっている場合、それを観るのがいたたまれない心理というのは、どういう所から来ているのでしょうねと。あと、他人の失敗が許せない心理とか。

僕自身は、そういった感覚を持ち合わせていなかったので、お茶会後、書店さんに寄って心理学書をぱらぱら立ち読み。すると、どうやら回避性パーソナリティ障害がそれに当たるかも、と思い至り、とりあえず「生きるのが面倒くさい人たち」を購入。一人、深川でアイスコーヒー飲みつつ、じっくり読み通してきました。

で、なるほどと思ったのは「完璧を望むあまり、不完全な自分・他人を許せない」「失敗が許容できないので、リスクを回避する」というあたり。まあ、病的な領域ではありませんが、僕の周囲にもそういう人はいますね。やる気はあるんだけど、実際やってみて70点ぐらいだと、自分の結果に満足できず、そこから先へ進むことを諦めてしまう……という人が。こちらとしては70点でも全然かまわないんですが、本人にしてみると許せない。

僕なんぞ、まずは叩き台として50点を出し、そこから80点90点を目指そう、とか思うのです。自分は完璧ではないし、他人も完璧ではない。ただ周囲が失敗を容認しなくなると、会社でも家庭でも完璧を求められ、結果を出さざるを得なくなり、困りますよね。

できない自分を受け入れる、できないことを認める、というのもヒューマンデザインでは大事なことです。「自分は100点を出したい、でも100点が出せなかったら嫌だ、恥ずかしい」と思うと硬直してしまいますが、「今の自分は50点しか出せないけど、どこまでやれるかやってみよう」の方が気楽になれるように思います。その思考転換ができれば苦労しないんだよと言われればそれまでですが、自分で自分のハードルを上げ過ぎることはないし、周囲に「あまり期待しないでね」と言うのも大切かなと……

【ヒューマンデザイン】魚座満月(月食):愚かな王様から逃げるのか、困っている民を救うのか

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昨日は中秋の名月。地元の八幡神社でも秋のお祭りが始まりました。そして明日9月17日04:05に魚座の満月(月食)。今回の満月の位置をヒューマンデザインのマンダラ(ホロスコープ)で見てみると「地火明夷(ちかめいい)・明るさが傷つく・愚かな君主のために人々が酷い目に遭う」という卦の六二となります。愚かな王様に酷い目に遭わされ、左股を傷つけられても、今、馬に乗って逃げれば、危地を脱することができる、という爻(こう)なのです。傷つけられ、歩くことも難しいけれど、右の利き足はまだ無傷だから、馬には乗れるだろうと。まだ救われるチャンスはあるぞ、という位置ですね。

もしここ最近、年長者・上司・権威ある人物から酷い目に遭わされているなら、今が逃げるチャンスかもしれません。自分の明るい部分が傷つけられたなら、傷が浅いうちに逃げてしまえと。満月ですから、その思いが満ちるタイミングかも。

またヒューマンデザインでは「地火明夷・六二」に、「危難に際して他人を支える」という意味を付けています。愚かな王様が国を支配している時、困っている人を支援する、という意味ですね。しかも、一般的なルールからは外れるけれど、助けなければならない状況をも意味しています。

おりしも先日、北朝鮮で洪水があり、WFP(世界食糧計画)が食糧支援をしていますよね。一部には「あんなにミサイルばんばん撃っている国を支援する必要なんてない」という声もあるでしょうが、それはそれ、これはこれ、人道的支援はしなきゃならんと。このように「いろいろ事情は複雑だけど、やっぱり民は助けなくちゃいけない」というような状況も出てくるかと思います。

ただ、そこで実際、自分がどうするのかは個々人次第なのです。愚かな王様から逃げるのか、逃げずに王様に臣従し続けるのか。民を救うのか、見捨てるのか。いずれにしろ「愚かな王様」がキーワードな満月だと思うのです。

 

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【夢日記】横暴な人物、寝室の老人

Bedroom

昨夜の夢。僕は見知らぬ部屋にいた。目の前では、見知らぬおっさんが、女性に対してセクハラまがいの嫌がらせをしている。おっさんは僕に「お菓子を持ってこい」と命令した。僕が仕方なくその部屋を出ると、女性も怒ってその部屋から出て行った。するとまた別の若い女性がその部屋に入ろうとしている。僕は「変な奴がいるから、今はまだ入らない方がいいよ」と忠告した。そして台所に散らばっていたポテトチップスをかき集め、あのおっさんに渡すお菓子はこれでいいやと思った。

すると不意に映像が切り替わった。そこは洋館の寝室で、天蓋付きのベッドがある。ベッドには外国人の、なんとなく北欧出身に思える老人が寝ていて、僕に手を差し伸べている。死に際のようにも思えた。付き添いの人物もいたかもしれない。僕がその手を握ると、老人はとても感謝し「いったい今は何年だね?」と訊ねてきた。僕は咄嗟に、この老人は西暦ではなく、彼独特の暦で生きているかも……と思ううち目が覚めた。01:50。

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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恐らく前半は、嫌がらせをする横暴な人間とは手を切り、そこへ近づく人には警告する必要があると。彼の元から去るのは、僕だけではない。彼が愛玩していた女性も去っていった。嫌な人物は「お菓子=食物」=栄養を要求しているけれど、脂ぎったポテトチップスのカスでも食わせておけばいい。 それで手切れだ。

「ベッド」は、宇宙の子宮へ戻るところ。「時間」は、時期や周期。つまり老人は死んで、また再誕生する周期的プロセスへ戻っていくところ。生まれたら老いて死ぬ。死んだらまた生まれて老いて死ぬ。そのくり返し。老人は、自分が死ぬべき年、自分が宇宙の子宮へ戻る時期を訊ねたのだろうか? もしかして横暴なおっさんは、僕らが離れたことでエネルギーを失い、一気に老化し、死に至ったのだろうか?

ここ最近、あまり強烈な夢を見ていなかったけれど、なるほど明後日は魚座の満月(月食)。いろいろなメッセージが下りてくる時期なのかもしれません。

【ヒューマンデザイン】「The Rave I'ching LINE COMPANION」

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PTL4の課題に取り組み中の今日この頃、英語版の「LINE COMPANION (ライン・コンパニオン)」をお借りしました。易には64卦384爻がありますが、ヒューマンデザインにもそれに対応した384のラインと呼ばれるものが存在します。本書は、その384のラインについて、創始者ラーが詳しく解説したもので、言うなればヒューマンデザイン版の『易経』でしょうか。本書もアナリスト必須・必読の内容ですが、なにしろ400ページ以上の大部で、値段も157ドルとなかなかするため、買おうかな~どうしようかな~と迷っているうち、ありがたいことにお借りすることができました。いやホントに感謝、感謝です。

気になる(特に自分に関する)ラインはちらちら斜め読みしたものの、今は課題が優先なので、じっくり読み込むのはまだ先になりそうです。もちろん将来のフルリーディングにも本書を活用する予定ですので、お待ちの方はお楽しみに。

【ヒューマンデザイン】 国際資格プロフェッショナル・トレーニング・レベル4 初日

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昨日は神楽坂にて、ヒューマンデザインの国際アナリスト養成講座最終課程、プロフェッショナル・トレーニング・レベル4(PTL4)の講義初日でした。PTL3を受けたのは2015年1月なので、約一年半ぶりの受講となります。

内容は、アナリストになるための卒論的なレポートの書き方講座です。実際のチャートを分析し、それをリーディングとして伝える際、どこに注目し、どう伝えるか、というあたりですね。これから課題を書くのですが、最終的な提出先がIHDS(International Human Design School)本部のため、自力で英訳してみようとも思ってます。

アナリストになれば、ヒューマンデザインのより詳細な情報がお伝えできるフル・リーディングが許可されますし、768の個別インカネーションクロス(魂の使命、人生の目的)、30歳の転機(サターン・リターン)、42歳の転機(ウラヌス・オポジション)、50歳の転機(キロン・リターン)、毎年のテーマ(ソーラー・リターン)もお伝えできるので、ご希望の方はもう少々お待ちください。

講義が終わった後は、久しぶりにお会いしたPTLの面々とロイヤルホストで3時間駄弁り会。そのあたりでもいろいろと情報交換できたので、充実した一日でした。さて、さっさと課題をやっつけますか……(次回は10/1)

 

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【ヒューマンデザイン】運の悪い時に気づくもの

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数秘的に見ると、今年2016年は2+0+1+6=「9」の年。そして今月2016年9月は、2+0+1+6+9=18=1+8=「9」の月。さらに今日、2016年9月9日は、2+0+1+6+9+9=27=2+7=「9」の日。つまり9年サイクル最後の年、最後の月、最後の日となります。あと9月18日と27日も「999の日」なので、9年サイクル完結の波が3段階で来るようなものでしょうか。今週は260日周期の始まり、1年ぶりの木星の星座移動(乙女座から天秤座へ)と、節目感が強いのですが、そこへまた9年周期の終わりが加わり、これはもう何かが終わって何かが始まらなければおかしいぐらいの勢いですね。

また僕の場合2月7日生まれなので、2016+2+7=2+0+1+6+2+7=18=「9」となり、個人年として見ても9年サイクル最後の時のようです。

今回の9年サイクルが始まった「1」の年=2008年を振り返って見ると、仕事上で思わぬアクシデントが続いた年でした。それについては以前の日記をどうぞ。

この2008年にいろいろあったからこそ、こちら方面に興味を持ったわけで、かなりキツかったものの、必要な進路変更だったのだろう、とも思っています。

ヒューマンデザインの創始者ラーが言うには「人間は、幸運・不運でスピリチュアルに目覚める」のだそうです。すごく運の良い経験か、すごく運の悪い経験をした時に「どうしてこうなった?」と思うわけです。「ただの偶然」の一言ではかたづけられないような経験をすると、そこに見えない力が働いているように感じるのだと。あの時は神様が味方していたとか、あの時は呪われていたとか。どんなものごとにも神様や精霊や、そういった類いの存在を感じてしまう……いわゆる汎神論ですね。

エティカ (中公クラシックス)

エティカ (中公クラシックス)

 

僕も、2008年にそのような不運な目に遭って、この道に入ってきたようなものです。ただ今から思うと、それは本当に「不運」だったのかと。痛みこそあれ、結果、充実した日々が過ごせる状況にシフトできたなら、それで良いじゃないかと。むしろ疑り深かった自分をこの道に進ませるには、それ相応の痛みや不運が無ければ、無理だったろう……とも思います。その転換サイクルがこの9月で終わる、2016年で終わる、としたら、さて来年はどうなるのでしょう。そのあたりが、ここから年末にかけて徐々に見えてくるのかも知れませんね。

 

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【ヒューマンデザイン】木星の天秤座入り:ルールを書き換える

Jupiter

明日20:19に、木星が天秤座入り。約12年かけて12星座を一周する木星が前回、牡羊座に入ったのは2010年6月でした。つまり2010年6月からの6年間が今回の木星サイクルの前半戦。明日の天秤座入りから、今回の木星サイクルの後半戦に入ります。

ヒューマンデザインでは、木星を「法律と報酬」の星と位置づけています。自分なりの法律を守れば、報酬が得られる。その法律は、世の中の変化に応じて12年ごとに書き換える必要があり、それによって関わってくる人たちも変わってくる。その「自分ルールの書き換え」にしくじると報酬は得られない……という感じでしょうか。

自分の場合で考えてみると、ちょうどデビュー直後から始まった1999年2月~2010年6月の木星サイクルは、まさに作家サイクルでした。その後、本当にルールを書き換えるように、ヒューマンデザインに軸足を移し、人間関係もかなり入れ替わりました。そしてサイクルの後半戦が始まる明後日には、いよいよプロフェッショナル・アナリスト養成の最終課程PTL4を受講することになっています。そう考えると、なんとか木星サイクルの波に乗れたのかなあとも思ったり。あるいは後半戦に入ってようやく、ルール書き換えの報酬がもらえるのかもなあと。

もちろんサイクルをまたいで、12年以上同じ世界に居続ける方もおられるでしょうが、12年もあれば、何かしら変化はあるものです。そういった変化に適応して、自分のルールを書き換えられれば、同じ世界でも生き残れるように感じます。6年後の2022年に向けて、自分のルールをどう書き換え、どうやって報酬を得たいのか、徐々に固めていく後半戦のスタートですね。

 

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