プロフェッショナル・アナリスト向けのテキスト「Life Cycles Analysis」(PDF版・約150ページ)を購入しました。こちらは2005年6月に、ヒューマンデザインの創始者、故ラー・ウル・フーが行った、サイクル・リーディングに関する講義録です。ヒューマンデザイン・ジャパンのアナリスト養成講座PTL2では、この講義録のダイジェスト版が渡されるのですが、省かれている部分が多く、やはり全文が読みたいと思い、入手しました。
ヒューマンデザインでは人生に3回の転機があるとしており、また毎年の誕生日から新たなテーマが課されるとしています。その転機を読み解くのがサイクル・リーディングであり、自分も非常に興味のある分野です。4種類のサイクル・リーディングについては以下の通り。
・サターン・リターン(土星回帰。30歳前後の転機を見る)
・ウラヌス・オポジション(天王星半回帰。42歳前後の転機を見る)
・キロン・リターン(小惑星キロン回帰。50歳前後の転機を見る)
・ソーラー・リターン(太陽回帰。毎年誕生日からの一年を見る)
この講義録では、具体的な著名人のチャートを用いて、その人生の転機を読み解いています。分析に用いられているのは、インドの神秘家クリシュナムルティ、心理学者ジークムンド・フロイトとカール・ユング、黒人指導者マルコムX、『資本論』で有名な思想家カール・マルクス、心霊預言者エドガー・ケイシーと、自分も馴染みのある人物が多いので、今から読むのが楽しみですね。
一応、PTL2でも、サイクル・リーディングについて学んではいるのですが、正確なリーディングをするなら、やはり手がかりは多い方が良いですし、いずれこれも全訳したいと思っています。多々ある翻訳したいテキストの中でも、特に面白そうなものから訳すつもりですし、そういう意味では、このテキストは翻訳の優先順位が高いかも。次の、次の、次ぐらいには訳したいなあと(^_^;)